「三笘に興奮している」ブライトン地元記者に聞く サポーター間で高まる先発起用の声

三笘薫

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日本代表MF三笘薫は、昨年8月、東京五輪後、川崎フロンターレからプレミアリーグのブライトンに完全移籍。しかしA代表の経験がないことで、英国の労働許可証が取得できず、ベルギーリーグのユニオン・サン=ジロワーズにレンタル移籍した。ここで公式戦29試合に出場すると、8ゴール4アシストの結果を残し、ブライトンに復帰。

プレシーズンから能力を見せつけてベールを脱ぐと、最近ではスーパーサブとしてその存在感を日増しに強めている。三笘の現地の評判を地元紙『サセックス・ライブ』のブライトン番リッチー・ミルズ記者に聞いた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d95bc5a56c3009313d5dfaae60a1d4bbca5cb342

オンライン取材に対応、W杯目前の心境を語る

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「クラブ関係者、そしてサポーターも三笘に興奮している。ベルギーでしっかりと数字を残したことで期待が高まったが、実際のプレーを見て、期待以上の選手だったと評判だ。今はスーパーサブとして起用されているが、スピード溢れるドリブルでチャンスを作るカオルのプレーは本当にエキサイティング。インパクト・プレーヤー(試合の流れを変える力がある選手)として、その存在感は日増しに強くなっており、サポーター間では彼の先発を望む声がどんどん大きくなっている

三笘のブライトン加入以来の評判を聞くと、その最大の魅力はプレミアでも通用するドリブル。強豪リバプールとのアウェー戦では、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドと対峙。スピード感満点のドリブルで現在のプレミアでも一二を争う右SBを抜き去った。そんな三笘がサポーターを興奮させているという。しかし日本代表MFのリーグ戦先発起用は一体いつになるのか。

「今回の怪我(10月14日に行われたブレントフォード戦で痛めた右足首)が長引かないことを願うが、今までのようにサブで印象に残るプレーを続ければ、先発レギュラーは時間の問題だ。個人的にはW杯前に先発に名を連ねるべきだと思っている」

18日に行われたノッティンガム・フォレスト戦直後の会見でデ・ゼルビ監督は三笘の怪我に関し、「10日から15日で治る」と明言。「彼はW杯でプレーをする。しかしその前にブライトンでプレーをしてもらう。W杯はその後だ」と語り、早ければ10月29日のチェルシー戦の復帰を示唆した。11月にはリーグ戦2試合に加え、冨安が所属するアーセナルとの”プレミア対決”となるリーグ杯戦も予定されており、右足首が順調に完治すれば、この3試合のいずれかで先発起用もありそうだ。

「ブライトン・ユース出身の生え抜きMFソリー・マーチは”カオルは1対1で相手を抜ける選手。すでにそういう場面を度々見せて力を証明している。フィジカルが強いイングランドのサッカーにもしっかりと適応している。本当にエキサイティングな存在だ”と話して、ベタ褒めしていた。1対1で相手を抜ける能力。それは一人で決定的なチャンスを生むことができる、カオルの最大の魅力だ」

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ミルズ記者も三笘の一人でチャンスを切り開く能力には「興奮を隠せない」と語って、期待の大きさを示すと「今後はいち早く結果を出して、先発のカオルを見たい」と続け、日本代表MFがフル出場する日を心待ちにしていた。

コメント

  1. 名無し より:

    三苫で興奮している

  2. 名無し より:

    圧倒的なプレーぶりから先発を求める声は上がるが
    実際に先発で使うとジョーカー起用が正解とわかってしまうんだよなぁ
    90分フルで使われるにはもっとタフさやパワフルさが欲しい

  3. 名無し より:

    攻撃の幅がほしい
    使われるプレーやリンクマン的なプレーも状況によって判断良くできるようになればスタメンも全然あり
    今はサイドに張ってる三笘にボール渡してドリブルさせるのが選択肢の大部分なのが難しいところ

  4. 名無し より:

    スタミナあるはずなんだけどなぁ
    抽象的な批評で笑いが、スタメンの時はメリハリがない感じがする

  5. 名無し より:

    >>4
    笑いが→悪いが

  6. 名無し より:

    サイズがないからパワープレイされたら止められてしまう
    かといって筋肉をつけたら今の動きができるのか
    言いたくないが、香川みたいにプレイに影響が出てしまった例もある
    数字が出さないといじくられるぞ

  7. 名無し より:

    スタメンで出てレベルアップしてほしい

  8. 名無し より:

    ベルギーでも途中出場で結果出してその後スタメンで出るといまいち、みたいなのを繰り返してスタメン定着しなかったから三苫側に根本的な原因があるんだろうね

  9. 名無し より:

    >>8
    川崎ですら初年度はサブ投入ばっかだったしな。
    基本1年目は左に張らせる簡易取説な使い方ばっかになる。
    初見のインパクト強いせいもあって、飛び道具あつかい。
    組み立てや崩しへの三笘の関与・バリエーションが増えていって、飛び道具ではなくなるのが今季後半になるのか来季2年目になるのか。
    今は左サイの縦突破ばっか目立ってるけど、もともと中に切れ込んでからのラストパスやシュートも持ち味の1つ。
    今のチームだと中へ切れ込むドリブルコースに味方が立っていて、むしろ三笘のプレー選択肢を制限してる場面が散見される。
    味方的にはワンツーの壁役で縦に剥がしてあげようとしてる時もあるんだろうが
    三笘のプレースタイル的にアレは要らない。
    五輪代表でトップ下に久保が入ったときも、三笘との間で同じようなことが起きて、息が合ってなかった。

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