カタール・ワールドカップ(W杯)でドイツ代表、コスタリカ代表、スペイン代表との同居する厳しいグループに入った日本。また、11月開幕というイレギュラーな日程により長期の合宿を組むことができず、今大会は様々な事態への対応力も躍進のカギとなる。
とはいえ、現在の日本は鎌田大地や久保建英、遠藤航らを筆頭に、欧州でも存在感を発揮する選手を複数擁す。チャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)、日ごろのリーグ戦などでビッグクラブとの対戦する経験も少なくない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/20d9eeab1a1f5ef28b1440faf4128ebcdcd0a7d5
自信をもってやれるということはチームみんなが思っていると思います
「チャンピオンズリーグも戦っている選手もいますし、実際にバイエルンとかそういう強豪と戦っている選手もいるので、比較的落ち着いていると思います。僕も初めて来たときは自分のことしか考えられないくらい余裕がなかったんですけど、彼らは初めてにしては全体を俯瞰して見られているんじゃないかなと、そういう選手が多いという感じはしています」
23日の初戦ではドイツと激突するが、特に「ドイツで戦っている選手は比較的自信をもっている選手がすごく多い」とも。ワールドクラスのスターたちへの敬意を持ちながら、臆せず戦える下地ができているようだ。
「ドイツで一緒に戦っている選手も多いので、すごい選手だけど全然戦えると自信をもっていて。そういう選手たちの自信がチームに伝染しています。もちろんそれが足元を見ていない、過信ではないですけど、彼らをリスペクトしながら、ただ自信をもってやれるということはチームみんなが思っていると思います」
さらに、自身はドイツが抱える強力な中盤のセルジュ・ニャブリやヨナス・ホフマンらとのイメージトレーニングを「1000回はやっているかな」とも明かした長友。国際舞台で常に相手エースの前に立ちはだかってきた男は、「どんな選手だろうと対応するというイメージ」をもって大会に入っていくようだ。