「テレビで知りました」原口元気、W杯メンバー落ちの失意を語る「8年間ずっと代表にいたので…」 | footcalcio

「テレビで知りました」原口元気、W杯メンバー落ちの失意を語る「8年間ずっと代表にいたので…」

原口元気

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ウニオン・ベルリンのMF原口元気はカタール・ワールドカップ(W杯)の日本代表メンバーに招集されなかったことについて語った。ドイツ誌『キッカー』がコメントを紹介している。

日本サッカー協会(JFA)は昨年11月1日にカタールW杯に臨む日本代表の招集メンバーを発表。シャルケでプレーする主将のDF吉田麻也を始めとするブンデスリーガ1部クラブに所属する選手たち7名が順当に選ばれた一方でメンバー入りが濃厚とされていた原口はリストから外れた。

現在スペインでのウィンターキャンプに励む原口はドイツメディアの取材に対応。自身の選外を知った当日について「招集されなかったことは驚きましたね。それ以来(森保一)監督とは話をしていません。選外についてもテレビで知りました」と明かすと、「8年間ずっと代表にいましたので、すごくがっかりしましたね」と当時の心境を振り返った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/98911c59f540c90408468858900ffd4cd25befa5

ウニオンでの状況についても言及

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2021年夏に2部ハノーファーからウニオンへ渡った原口は新天地での1シーズン目は公式戦42試合に出場するも今シーズンは徐々に出場機会が減少し、16試合の出場(先発は8試合)にとどまることに。「前半戦は僕にとって簡単ではなかったです。いつもより出場機会が少なかったです」と認めつつ、「ただ、後半戦が残っています。再びレギュラーになれることにフォーカスします」と意気込みを語った。

同選手は2部からのステップアップについてもコメント。「1部と2部の違いは大きいです。ウニオンは2部のレベルとは違います」と強調するも「昨シーズンあれほどの試合に出れていたことには特に驚きはなかったです。常に自分の力を信じていますから」と話し、自信をのぞかせている。

一方で、ベンチスタートが多かったことについてはウルス・フィッシャー監督と話しているとのこと。「それについて話しました。とにかくもっと安定したパフォーマンスを見せなければいけませんね。自分はパフォーマンスが良いときもあれば悪いときもありました。これに関して、取り組んでいくべきでしょう」とプレーに波があることを自身の課題と見るようだ。

また、これまで期間が明かされていなかったウニオンとの現行契約だが、今夏に満了となる模様。原口は自身の去就について「それからについてはまだなんとも言えません。今に集中し、それらについては再びレギュラーになってから考えます。延長することはもちろん想像できますが、僕が決めることではないので」と続けている。

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なお運動量が豊富な選手として評判の原口だが、それについては「僕の名前は『元気』ですから。日本語ではエネルギーの意味もあります。だからでしょう(笑)」と説明していた。
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