一方のエヴァートンは、マンUとは対照的にワールドカップ明けの公式戦3試合を1分2敗で終えている。現在彼らは降格圏の18位に沈んでおり、フランク・ランパード監督の解任も囁かれている。エヴァートンにとってはより大きな意味を持つ一戦となった。
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両チームともに気合い十分の一戦となった
エヴァートンも黙っていない。13分にFWデマライ・グレイが左ポスト直撃のシュートを放つと、その1分後には同点弾を奪う。MFアマドゥ・オナナのラストパスにFWニール・モペイが抜け出し、エリア内右の角度のないところからシュート。これがデ・ヘアの足に当たりながら股下をすり抜け、ゴール前にいたDFコナー・コーディが詰め切った。
その後はマンUが押し込む展開が続き、5バックを敷くエヴァートンはカウンターからチャンスを窺う。しかし、ポゼッションのみならずカウンターの質も高いマンUが、エヴァートンのカウンターを防いでから逆にカウンターをお見舞いするといった場面も。前半終盤にはMFクリスティアン・エリクセンの惜しいミドルシュートなどもあったが、スコアは動かないまま1-1で試合を折り返した。
後半が始まると、直後に災難がエヴァートンを襲う。DFタイレル・マラシアと競り合ったMFアレックス・イウォビが負傷し、51分にMFアブドゥライェ・ドゥクレと途中交代。その直後には、ラッシュフォードがあげたグラウンダーの速いクロスがコーディの足に当たり、ボールはゴールへと吸い込まれる。オウンゴールという形でマンUが勝ち越した。
このままでは終われないランパード監督は69分に動く。モペイに代えてFWドミニク・カルバート・ルーウィンを投入。すると73分、そのカルバート・ルーウィンが右サイドからのグレイのクロスを胸で押し込みゴールをゲット。かに思われたが、その後判定はオフサイドに覆り、惜しくもノーゴールに。追いつくことはできなかった。
終盤に差し掛かるとテン・ハーグ監督は逃げ切りを図る。83分にDFハリー・マグワイアを投入。76分から出場していたL・マルティネスとDFラファエル・ヴァラン、マグワイアの3人が最終ラインに並んだ。
なんとしても試合を振り出しに戻したいエヴァートンはアディショナルタイムにマンUゴールに迫るが、得点を奪うには至らず。それどころか終了間際にDFベン・ゴッドフレイがFWアレハンドロ・ガルナチョをエリア内で倒してしまい、PKの判定に。これをラッシュフォードが落ち着いて沈め、3-1のスコアで試合は終了した。
コメント
テンハグ再生工場のおかげでラッシュキャリアハイ狙えるくらい復調してきた
テンハーグ有能だったね
逆にポッター引き抜いた飴はどこまで落ちるのか
ポッターも有能だけど時間かかりそう