浦和レッズがセルティックとギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスの移籍で合意に達したようだ。イギリス『スカイスポーツ』などが伝えた。
2023シーズンを前に興梠慎三が復帰する一方で、キャスパー・ユンカーを名古屋グランパスに期限付きで放出するなど、前線の入れ替えを行う浦和。そんな中、先日からセルティックで古橋亨梧や前田大然、旗手怜央といった複数の日本人選手とプレーするギアクマキスに関心を寄せることが伝えられてきた。
2021年夏にVVVフェンロからセルティックに加入したギアクマキスは昨シーズン、古橋亨梧に次ぐチーム2位の公式戦17ゴールを記録してリーグ優勝に貢献。しかし今シーズン、同選手は古橋とのポジション争いで後れを取る展開が続いており、ここまで公式戦28試合で9ゴールを記録するも、7試合でしか先発出場がなく、プレー時間を減らしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fdb104c00ce273c73547f24866fa1ed1b53de6c6
浦和行きに近づくギアクマキス
これを受け、12月にはセルティックとギアクマキスの契約延長交渉が停滞すると報じられており、今冬の移籍市場での退団の可能性が浮上。メジャーリーグ・サッカーのアトランタ・ユナイテッドも興味を示す中、ここに来て浦和行きに大きく近づくようだ。
『スカイスポーツ』はセルティックがギアクマキスに対する浦和からの初期費用300万ポンド(約4億7000万円)のオファーを受け入れ、合意に至ったと報道。しかし、依然として同選手が他のオプションを検討中とも伝えられている。
また、移籍市場に精通するイタリア人記者ファブリツィオ・ロマーノ氏は自身の『Twitter』で選手個人との条件面で依然として交渉中としながらも「浦和レッズがセルティックとギオルゴス・ギアクマキスの移籍で合意した。400万ユーロの契約になるようだ」と投稿し、移籍に限りなく近づいていることを伝えた。