
ローマは2月1日、コッパ・イタリア準々決勝でクレモネーゼに1-2で敗れた。前ラウンドで今季リーグ首位のナポリを敗退に追いやっていたクレモネーゼではあるが、セリエAで最下位に沈むチームだけに、モウリーニョ率いるローマに対する風当たりは強い。
イタリア『fanpage』によると、カッサーノは元イタリア代表のクリスティアン・ヴィエリらと配信する『twitch』の番組『BOBO TV』で、「彼は決して偉大な監督ではなかった。ずっと偉大なるコミュニケーターだった」と、モウリーニョを批判している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4fd6c90852af654906421c8308caafbe70d53a4c
カッサーノから酷評されたモウリーニョ

カッサーノは以前からユベントスのマッシミリアーノ・アッレーグリ監督もこき下ろしている。今回も「1年半前からチームにプレーをさせられていない。つまり、あんたたち(モウリーニョとアッレーグリ)のサッカーは終わったということだ」と手厳しい。
「守備重視で最高級の選手がいない。サッカーは前進しているのに、あんたたちは10年前のままだからだ。勝利を手にしたかもしれないが、決して偉大な監督ではなかった」
さらに、カッサーノはワールドカップ後にポルトガル代表やブラジル代表の指揮官就任が取りざたされたカリスマ指揮官に、「親愛なるモウリーニョよ、鏡を見ろ。いつも面と向かってはっきり言っていたじゃないか。代表チームを率いたいんじゃないか?」と言い放った。
「(ローマGMのチアゴ・)ピントやローマのサポーターと握手(して退任すべき)だ。あんたがどんな選択をしても、彼らはずっと支え、あんたに多くを与えてきた。だが、いずれ彼らも気づく。バカじゃないからだ。これだけのチームでこんな不快なプレーをしてはいけないとね」