
『WOWOW』で2月12日に放送された「中村俊輔プレミアムトークセッション」で、元日本代表MFの中村俊輔氏と対談をしたフランクフルトの鎌田大地が、ラ・リーガでなかなか日本人が成功できない理由について、見解を述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d071dcf7f915c91aa2c367618d355ecdfdde76d
フランクフルトでは主軸として躍動している鎌田

エスパニョールでのプレーが半年に終わった俊輔をはじめ、これまでスペインではなかなか日本人選手が活躍できなかった。近年では乾貴士(現・清水エスパルス)や久保建英(レアル・ソシエダ)などがインパクトを残しているが、ドイツのブンデスリーガなど比べると、その差は一目瞭然。久保に関しては、バルセロナのカンテラで育ったためにスペイン語が堪能で、サッカーや文化も理解しているというアドバンテージがあったのも事実だ。
ドイツの名門で確固たる地位を築いた鎌田は「日本人にとって何が一番難しいかって、外国人枠だと思うんですよね。そこを争っているのがサウスアメリカ(南米)の国の選手たちじゃないですか。彼らは母国語も言語も(ブラジル以外はスペイン語で)一緒なんで。僕はそこが一番リーガで日本人が適応したり、まず行くのに難しいところだと思っています」と持論を展開。こう続けている。
「プレミアリーグは競争力が間違いなく世界で一番、激しいリーグだと思う。(ブライトンの)三笘(薫)がすごく活躍してますけど、その2つのリーグは難しい」
自身を含め、多くのサムライ戦士が活躍してきたドイツについては「外国人枠がないので、その点、入りやすいし、日本人に対しての評価もある程度あると思う」と主張。「そういう意味では違うリーグで活躍するというのは、サッカーももちろんですけど、それ以外のところにも難しさがすごくあるのではないかと思っています」と締めくくった。
