スコットランドからイングランドへの飛躍を遂げた選手は少なくない。セルティックでゴールを量産してきた古橋亨梧がその後を続くのかは、絶えず注目されている。
だが、セルティックOBのフランク・マカベニーは、今シーズン終了後の古橋がプレミアリーグに移籍する可能性は低いと予想している。グラスゴーで絶対的エースとして活躍する日本人ストライカーに、プレミアリーグで戦い抜く力があるかどうかも確信がないと話した。
セルティックで2年目を迎えた古橋は、加入してから得点を挙げ続けている。昨季後半戦こそケガで棒に振ったが、今季は開幕から公式戦33試合で22ゴールをマーク。すでに昨季の得点数を上回り、リーグの得点ランクでも首位に立っている。
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今シーズンもゴールを量産している古橋
この活躍を受け、古橋は最近、クリスタル・パレスからの関心が報じられた。だが、『Football Insider』で古橋の夏の移籍について問われると、マカベニーは「そうは思わない」と答えている。
「セルティックの全員がプレミアリーグに行くことができると思う。でも、アンジェ・ポステコグルー監督と同じで、まだだと思うね」
マカベニーは「サッカーの世界に絶対はない」としたうえで、「キョウゴが永遠にいることはないだろう。だが、まだ彼にはやり残したことがあると思う」と続けた。
「監督と選手たちが狙われているのは良い兆候だ。うまくやっているということだからね。今のセルティックはみんな面白い。とても団結している」
「彼のスピードはプレミアリーグの選手たちも脅かすだろうと確信している。だが、イングランドでプレーするだけの強さがあるかは分からない」