
レアル・ソシエダで躍動する久保建英に古巣のバルセロナが強い関心を持っているという。
スペイン・メディア『El Desmarqu』のギプスコア版は2月18日、『AS』紙の情報を元に、「シャビはタケ・クボに恋をし、(会長のジョアン・)ラポルタに彼をバルセロナに加入させるように頼む」と題した記事を掲載した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/47c5d49e7a770c686a18ae1478aea6dce8ca14ce
セルタとの最新試合でもアシストをマークするなど躍動している久保にシャビ監督は熱視線を送っていうようだ

そして、18歳となった2019年6月に、そのバルサの宿敵であるレアル・マドリーと契約。そうした経緯もあり、レンタル先のマジョルカ在籍時にバルサの本拠地カンプ・ノウでプレーした際には、ブーイングを受けたこともあった。
同メディアは今シーズンの久保の活躍について、「レアル・マドリーで失敗し、ローンでさまざまなチームでリーガを彷徨った後、21歳となった彼はレアル・ソシエダで最高の瞬間を経験している。クボはついに十分な注目を集め、輝き、皆を驚かせることができた。バスクのチームがこれほど良い状態にある理由のひとつだ」と賞賛。次のように綴った。
「シャビは気づかずにはいられなかったし、AS紙によると、もしバルセロナが彼と契約したら喜ぶだろう」
ただ、状況は簡単ではないようだ。記事は「クボは2027年まで契約を結んでおり、彼の契約解除金は 6000 万ユーロ(約84億円)。大きな放出がない場合、現在のバルサはこの額を賄えない。さらに、ラポルタが移籍金を支払った場合、(マドリーとソシエダが結んでいる契約条項により)半分はレアル・マドリーの財源となり、永遠のライバルを財政的に強化することになる」と報道。こう締めくくっている。
「現時点では、久保はレアル・ソシエダに留まり、そこで成長し続けることしか考えていない。選手は再び外に出ると継続的な出場機会が失われるのではないかと恐れている。それでも、ラポルタはシャビの希望に非常に気を配っており、元マドリーの選手はレーダーに乗っている」
