豪州&サウジ同組のW杯最終予選、インドネシアも警戒した南野拓実「一瞬も気を抜けないグループ」

南野拓実
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日本代表MF南野拓実(モナコ)が29日、東京都内のYANMAR TOKYOで「MINAMINO REPORT EXHIBITHION 写真展」の開催記念イベントに出席し、今年9月に開幕する北中米ワールドカップ最終予選に向けた意気込みを語った。

日本は27日の組み合わせ抽選会で、オーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、中国、インドネシアと同じC組に決定。南野は囲み取材で「オカさん、あまり引いてほしくないところ引いたなと……(笑)」と抽選会でドロワーを務めた岡崎慎司氏にジョークを向けつつ、「サウジ、オーストラリアはアジアの中でも強豪で、アウェーは移動距離、雰囲気ともにすごく厳しい。あとインドネシアも不気味で、アジア杯でもいいプレーをしていたし、国としても勢いがあって、サッカーに情熱がある国。一瞬も気を抜けないグループだなというのが第一印象」とポット6のインドネシアにも警戒した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/13b4185af1408760bf0ef258523d9f62ff00e7be

リサイクル素材で作られているモナコの3rdユニフォームを紹介するMF南野拓実



それでも日本にとっては2位以上での突破が至上命題。南野は「最終予選は毎回本当に難しい試合になる。オーストラリアとサウジアラビアという4年前も同じグループになって、ホームでもアウェーでも接戦になったすごく難しい相手がいるので簡単な戦いではない」と述べつつ、「日本が絶対にW杯に行かないといけない。良い成績を収めたいと思います」と力を込めた。

また来場者の質問コーナーでは、サポーターから「日本代表がW杯で優勝をするため、南野選手がサポーターに求めるものは」という質問も向けられ、南野は「僕自身は多くは望んでいなくて、応援していただいているだけですごく感謝しています」と述べた。それでもあえて求めることとして、現地での大声援を求めた。

「W杯っていろんな国で行われるし、アジアの戦いもアウェーで苦しい環境が多いので、現地に足を運んでくれるサポーターが一番力になる。試合前にも試合後にも絶対に挨拶に行くけど、そういう時に一人でも多くのサポーターがいてくれると僕たちは心強いし、皆さんのためにも頑張ろうと思える。一つ言うなら、できる限り現地に足を運んで応援していただけると嬉しいです」(南野)

「MINAMINO REPORT」は南野が世界の環境問題を見つめ、サステナブルの実現に向けて取り組む人々を尋ね、その取り組みを社会に発信していくプロジェクト。YANMAR TOKYO「HANASAKA SQUARE」で開催中の写真展では、南野が農場や工場を訪問する写真のほか、南野自身が撮影した写真も展示されている。

現在プレーしているモナコでは3rdユニフォームが100%リサイクル素材でできているなど、日頃から環境への関心を持っているという南野。「サッカー選手という立場でも地球の未来に貢献できるのは選手としても誇らしいし、そういうチームでプレーしていることは責任を感じる。僕の活躍にとって知ってもらえるきっかけになれば嬉しい」と話した。

8大会連続のW杯出場を目指す日本はまず9月5日にホームで中国と初戦を、同月10日にアウェーでバーレーンと第2戦を戦う。その後、10月、11月、2025年3月、2025年6月にかけてそれぞれ2試合ずつを戦う。

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