
2012-13シーズン以降、ドイツ・ブンデスリーガはバイエルン支配の色合いが強くなった。昨季のリーグ制覇でバイエルンは10連覇を果たしたことになり、以前よりバイエルンだけの一強リーグなんて意見もあった。
しかし今季は違う。21試合を消化した段階でバイエルンは首位に立っているが、同じ勝ち点43で2位にドルトムント、3位にウニオン・ベルリンが詰めてきている。独『DW』によると、1995-96シーズン以降のブンデスリーガでは21試合消化時点で首位3チームの勝ち点差が並ぶのは初めてのことだという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1bc0536b798689b5161a515e31b8c03bae13d35
後半戦は勝ち点の取りこぼしが目立つバイエルン

ウニオン・ベルリンのような中堅クラブの奮闘は面白く、一部では2015-16シーズンに奇跡のプレミアリーグ制覇を果たしたレスター・シティと重ねる声もある。今季のブンデスは何が起きるか分からない。
ただ、これを歓迎すべきかは微妙なところか。バイエルンは昨夏にFWロベルト・レヴァンドフスキを手放しており、どこか勝ち切れないゲームが増えている。ここまで引き分けの数が7つもあり、これは12位ケルンに次いでリーグで2番目に多い(ケルンは8引き分け)。
サディオ・マネが復帰すれば状況は変わるかもしれないが、ドイツの絶対王者バイエルンに引き分けが増えているのは気がかりだ。
