
23節のクリスタル・パレス戦でもペースを握りながら、1-1のドローに終わった。快進撃を続けてきたチームが失速した感は否めない。
キレキレのドリブルと抜群の決定力で好調を支えてきて三笘も、厳しいマークに遭い、ここ2試合はトーンダウン。とりわけフルアム戦では、敵の右SBケニー・テテに手を焼いた。
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敗れたフルアム戦について振り返った三笘

「サイドと中の両方でクオリティを向上させる必要がある。僕たちのシステムでは、インサイドでプレーすることが多いので、そこでのプレーを改善しないといけない。フルアム戦のように、膠着した状態を打破するために、サイドのクオリティも高める必要がある」
そう切り出した25歳は、「決断を早め、ゴールを決めることがすべて。明確なチャンスがあるところでゴールを決めないと、こういう試合になってしまう。サッカーとはそういうもの」と続けている。
「僕たちはもっとチャンスを作る必要があるし、後ろの選手はビルドアップで良い仕事をしているので、アタッカーが得点を取り、もっと簡単な試合にしないといけない」
フルアム戦の出来にはやはり不満を感じているようだ。「僕たちは何度もこのような試合をしてきた。前半にチャンスを掴めなければ、僕たちが優位に立っているときに相手にスペースを利用されることになる」と話し、反省を口にした。
「部分的に僕のミスもあり、申し訳ないです。ゴール前での冷静さが足りなかったと思う。僕たちは毎試合良いサッカーをしているから、イライラする。早い段階で得点できていれば話は別だったと思うので、それは自分のせいなので、少し後悔している」
ここ2試合はややおとなしかったが、疲れなどはないようだ。「自分のコンディションはまったく問題ない。フィットしてきたし、試合に向けて調子は良かったけど、いくつかの決断でミスをしてしまった」と明かし、こう締めくくっている。
「状況を変えて、もう一度調子を取り戻さなければ。FAカップが近づいているし、それにも勝たなければならない。だから、しっかりと準備をして、ファンの心をもう一度掴み取らなければいけない」
