
U-20世代のアジアナンバーワンを決める戦いが遂にスタート。今大会は5月から6月にかけてインドネシアで行われる『FIFA U-20ワールドカップ』の予選も兼ねており、準決勝に進出した4チームに出場権が与えられる。
まずは4カ国(日本、サウジアラビア、中国、キルギス)で行われるグループステージで上位2カ国に残り、8チームで行われるノックアウトステージに進出。そこで1つ勝ち上がるとベスト4が決定し、U-20W杯の出場権獲得を目指していく。日本は、MF山根陸(横浜FM)とMF松木玖生(FC東京)を中盤の中央に据え、前線にFW北野颯太(C大阪)とFW坂本一彩(岡山)を配した。
【スコア】
U20日本代表 2-1 U20中国代表
【得点者】
0-1 6分 田中隼人(OG/U20中国代表)
1-1 66分 熊田直紀(U20日本代表)
2-1 70分 熊田直紀(U20日本代表)
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd13a2f4f3142cc3d43e393f4170fd81aebceba1
途中出場から2得点を挙げたU-20日本代表FW熊田直紀

その後は日本が主導権を握り、9分には右サイドの連携から最後はボックス中央の北野がDFを外してシュートまで持ち込むも、GKにセーブされてしまう。さらに15分過ぎには、MF甲田英將(名古屋)、DF松田隼風(水戸)らがカットインからシュートを放ってゴールを脅かしていく。
30分過ぎには、高い位置でゴールをうかがう松木や山根が積極的にシュートを放っていくが、守備を固める中国ゴールをこじ開けることはできない。前半終了間際には、ボックス深くまで侵入した北野のシュートがGKの正面を突き、田中のアーリークロスにゴール前で合わせた坂本のヘディングシュートは僅かに枠を外れた。
前半を1点ビハインドで終えた日本は、後半の頭から選手を交代。甲田とMF永長鷹虎(川崎F)を入れ替えると、その永長が右サイドから左足で鋭いボールをゴール前へと供給していく。さらに55分過ぎにはMF横山歩夢(鳥栖)と坂本を下げて、サイズのあるFW熊田直紀(FC東京)とMF佐野航大(岡山)を投入した。
すると66分、途中交代の2人でゴールをこじ開ける。ボックス左に侵入した佐野がゴール前にクロスを上げると、これに熊田が頭で合わせ、試合を振り出しに戻した。さらに70分、またしても左サイドでボールを持った佐野が右足でクロスを上げると、ボックス中央の熊田がダイレクトボレーを狙う。これはミートしきれなかったが、素早く体勢立て直した熊田がボールを押し込み、日本が一気に試合をひっくり返した。
リードを奪った日本はその後もペースを握りつつ、83分には北野に代えてMF安部大晴(長崎)を入れ、松木を一列前に上げてバランスをとりつつ、追加点を狙った。すると90分、左サイドからファーサイドへクロスを上げると、待ち構えていた熊田がDFに倒されてPKを獲得。しかし、松木のPKはGKにセーブされ、試合を決めきることはできなかった。
それでも試合は2-1のまま終わり、日本が白星発進に成功。
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日本同点‼️
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交代策が的中
熊田直紀が高さを発揮した🙌🏆AFC U20アジアカップ
🆚日本×中国
📺 #DAZN LIVE配信中 pic.twitter.com/fmshXR7tkF— DAZN Japan (@DAZN_JPN) March 3, 2023
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日本あっという間に逆転‼️
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熊田直紀が立て続けにゴール😆🏆AFC U20アジアカップ
🆚日本×中国
📺 #DAZN LIVE配信中 pic.twitter.com/5uXyBBmvY6— DAZN Japan (@DAZN_JPN) March 3, 2023