
シャルケは、4日に行われるブンデスリーガ第23節で敵地でボーフムと対戦。日本代表DF吉田麻也がこの一戦にも出場した場合、契約延長オプションの発動条件の1つ目が満たされることになるようだ。
吉田と今冬に加わったモリッツ・イェンツがセンターバックでペアを組むようになってから、シャルケは4試合連続スコアレスドロー。そして直近のシュトゥットガルト戦で、2-1とついに白星を掴んでいた。それでも勝ち点16で最下位に沈む状況だが、17位ボーフムとのアウェーマッチを制すれば、ボーフムのほか、16位ホッフェンハイムや15位シュトゥットガルトとも勝ち点で並ぶ可能性がある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cab35f17c176550e9194fa6e84f764b42d8fdbd0
ボーフム戦出場で契約延長条件1つ目クリアへ

そしてこの“逆天王山”の一戦は、吉田の去就にも影響するようだ。昨夏にフリーで加わった日本代表・主将は、シャルケと延長オプション付きの1年契約を締結している。そして2つの条件が満たされれれば、そのオプションが発動するようだ。
ドイツ誌『キッカー』は、吉田の契約について「シャルケのメンバーで唯一今季公式戦24試合すべてにスタメン出場している34歳が結んだ契約は、今夏に満了する。だが(ボーフム戦出場で)自動的に1年間延長される。ただし、1部に残れた場合のみだ」と指摘し、さらに今夏以降もイェンツとともに守備ラインを支える可能性についても触れた。
「最下位のチームが本当に残留に成功するとなれば、ここ数週間非常に安定しているセンターバックのヨシダと、ロリアンからのレンタルが今夏までのイェンツはともにシャルケでの将来を迎えることもあり得る。1部に残れば、イェンツの方は400万ユーロに定められている買い取り義務の条項が発動するからだ」
