
2022年冬に川崎フロンターレからセルティックに加入した旗手。1年目にスコティッシュ・プレミアシップ優勝に貢献した同選手は、今シーズン開幕からチームの主力としてプレーし、公式戦34試合で8ゴール9アシストを記録して先日のスコティッシュ・プレミアシップ優勝に貢献した。
この活躍を受け、2月のスコティッシュ・プレミアシップのプレイヤー・オブ・ザ・マンスに選出された旗手は、3日のプレスカンファレンスでセルティックとアンジェ・ポステコグルー監督の下で楽しんでプレーしていると語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a68709c82e2fabfd25b5cd9f74535e85de9a277
本当に悔しい経験でしたけど、その経験が今につながっているとすごく感じています

「監督の下で今やれてすごく楽しいですし、毎試合毎試合課題を与えてくれているような感じなので、僕をもっともっと上に導いてくれる監督だと感じます」
5日に対戦するセント・ミレンは今シーズンに一度敵地で敗れた相手。この試合に向けて旗手は「一度アウェーのセント・ミレン戦で負けているので、二度目はないと思っています」と語り、ここまでの自身の成長について続けた。
「(自身のパフォーマンスについて)毎試合良いところもありますけど、課題もたくさんあります。そこを改善していければもっと良い選手になれると思いますし、最後は自分次第だと思うので、頑張って取り組んでいきたいです。プレー面でもたくさん成長していると感じていますし、一番はメンタル的な部分ですごく強くなったと感じています」
「ファイナルサードが一番違いを見せることのできる局面だと思うので、どれだけ得点やアシストができるかがカギになると思うので、どれだけかはわかりませんが、そこの数字をもっと増やしていきたいと思います」
さらに、ワールドカップのメンバーから落選したことについても問われ「もちろん悔しかったですし、その舞台に立てた可能性があったと考えたら本当に悔しい経験でしたけど、その経験が今につながっているとすごく感じています」と振り返った旗手は、これから欧州を目指す若手選手に向けてアドバイスを送った。
「それぞれだとは思いますけど、僕は環境の変化にすぐに慣れたという感じではなかったですし、苦労した面もたくさんあったので、簡単にこっちに来てフィットできるとは思っていませんでした。強い気持ちを持って挑むことがすごく大事だと思います」
