
サウジ・プロフェッショナルリーグ(サウジアラビア1部)第20節、アル・イテハド対アル・ナスルが現地時間9日に行われた。この試合後、アル・ナスルに所属するポルトガル代表FWのクリスティアーノ・ロナウドが人目を憚らず激怒していたと、英紙『ザ・サン』などが伝えた。
敵地に乗り込んだアル・ナスルは前半をスコアレスで終えると、80分に痛恨の先制ゴールを献上。後半アディショナルタイムにはC・ロナウドがボックス内フリーの状態でシュートを放つも相手GKのファインセーブもあって決めきれず、そのまま0-1で敗れている。アル・ナスルは今季リーグ戦2敗目、C・ロナウド加入後はリーグ戦初黒星となっている。
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C・ロナウド大激怒
90分間を終えたC・ロナウドはすぐにキャプテンマークを外し、敵地に駆けつけたサポーターに向かい拍手を送った。しかし表情は明らかに不満そうで、サポーターへの感謝を終えると、気持ちを落ち着かせようと寄り添ったチームメイトの言うことを聞かず、スタスタとピッチの外へ。すると、ピッチ脇に置いてあった複数のペットボトルを思い切り蹴り飛ばし、怒りを露にした。
『ザ・サン』などによれば、ゴールを奪えず、試合に負けたフラストレーションがあったことはもちろん、C・ロナウドの怒りを増幅させた要因は相手サポーターの野次にもあったとのこと。ホームサポーターはリオネル・メッシの名前を連呼し、クラブにメッシの獲得を呼びかけていたというのだ。C・ロナウドにとって良い気分でないことは確かである。