元スペイン代表MFマタが語った神戸での”出場時間10分”の理由は?日本人選手への称賛も「正直なところ…」「感銘を受けたし、模範になった」

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オーストラリアAリーグのウェスタン・シドニー・ワンダラーズは5日、元スペイン代表MFフアン・マタの加入を発表。14日に記者会見を開いた。

現在36歳のマタは、これまでバレンシアやチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドなど名門でプレー。その後、ガラタサライを退団してフリーとなっていた昨年9月にヴィッセル神戸入りを果たした。

スペイン代表として2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)制覇に貢献するなど実績抜群のテクニシャンの加入は話題を集めたものの、リーグ制覇したチームでフィットせず。明治安田生命J1リーグでは、デビューとなった9月16日のサンフレッチェ広島戦での約10分のプレーにとどまっている。半年間の在籍を経て昨シーズン終了後に退団しフリーに。無所属の状態が続いていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4775d36e3479ee5a98e03fae8ef56a92f569a5fb

日本人選手の献身性、プロ意識には感銘を受けたよ。それは僕の模範となった



新天地となるウェスタン・シドニーの会見では「まだサッカーを楽しみ続けたい。願わくばこのクラブでトロフィーを勝ち取り続けたい。違う国、違う文化を知るために、ここにいられることをとても嬉しく思っている」と話したマタ。すると、質疑応答の際に記者から「なぜ日本では1試合のみの出場に留まったのでしょうか?」という質問が飛ぶことに。「それはちょっと長い話なんだ」とマタは前置き、日本での半年間を次のように振り返っている。

「正直なところ、僕が来たとき、チームは既に本当にうまくやっていたんだ。知っているかもしれないけど、最後はリーグで優勝を果たした。チームが勝っているとき、何らかの変更を加えることは難しいと思う。監督はそれを言うことができる状況にある」

「クラブの意思決定は興味深かったよ。選手をどうリクルートするかについてだね。ただ、僕がそれ以上に踏み込むつもりはない。もちろん、思っていたほど試合に出られなかったのは、個人的なレベルではフラストレーションが溜まった」

「でも、キャリアのさまざまなステージで、たとえ思うような出場時間が与えられなくても、自分のベストを尽くし続けることに集中し、自分の基準を定め、プロ意識を持ち、他のタイプのサッカーから学ぶことに集中しないといけないことに気づかされた」

「日本人選手の献身性、プロ意識には感銘を受けたよ。それは僕の模範となった。だから、どこに行っても自分がポジティブだと思うものを選び、それを自分のプロフェッショナリズムやプレーに反映させるようにしている」

「そうだね、出場機会についてはフラストレーションが溜まったけど、それ以外の面ではとてもポジティブだった」

ウェスタン・シドニー・ワンダラーズは5日、元スペイン代表フアン・マタの加入を発表した。背番号は「64」に決定。契約期間は今シーズン終了までとなる。

コメント

  1. 匿名 より:

    マタは良い人すぎる。
    出番なく日本を去った海外選手は、ほぼ間違いなく日本の悪口を言う。

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