ヘルシンキMF田中亜土夢が「見るだけで凍えるプレー写真」公開! ハーフタイムに行われる「除雪車ショー」も披露

海外日本人選手

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3月14日、HJKヘルシンキに所属するMF田中亜土夢が自身のツイッターを更新し、見ているだけで凍えるような衝撃の写真を公開した。

新潟県新潟市出身でアルビレックス新潟でプロ入りした田中は、日本屈指の豪雪地帯でサッカー人生の多くを過ごしてきたことになる。その古巣は、この週末に川崎フロンターレを迎えてJ1リーグを戦った。その際、関東から新潟へと走る新幹線の車中から、白銀の景色がところどころ見られたことに驚きを覚えたサポーターも少なからずいただろう。

しかし、もちろんだが舞台となったデンカビッグスワンスタジアムのピッチにも周囲にも雪はない。豪雪地帯と言えど、3月には春が訪れるのだ。

しかし、田中が現在所属するヘルシンキはその日本の常識を凌駕する。田中のツイートによれば、「―4℃の吹雪の中の練習試合」が行われたそうで、降りしきる雪の中でオレンジ色のサッカーボールを蹴る自身の姿が写し出されているのだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/04371ad131eab18543c938db5b434c189e071282

観客席を写した写真もあるが、人々の表情などは雪のために判然としない。分かるのは、その誰もが防寒具を頭から着用し、寒そうにしていることだけだ。田中が「そんな中観に来てくれるサポーターには感謝 Kiitos!」と綴るのも、納得できる光景である。

そして、こんな中で行われる試合だからこその“醍醐味”もある。「ハーフタイムは除雪車のショータイム」と記されているように、3枚目の写真ではピッチの上を除雪車が稼働しているのだ。クラブエンブレムの旗を掲げた除雪車が、真っ白なピッチから緑の芝を表す姿は、もはや幻想的ですらある。

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