
フランクフルト率いるオリヴァー・グラスナー監督が日本代表MF鎌田大地について言及。周りから厳しい評価を受ける同選手を擁護した。
フランクフルトは、4日に行われたDFBポカール準々決勝でウニオン・ベルリンとホームで対戦。ランダル・コロ・ムアニの2発で2-0で快勝し、公式戦8試合ぶりに勝利を収めた。長谷部誠が先発して絶妙なフィードで先制点に絡んだこの試合だが、鎌田はリーグ前節と同様にベンチスタートで、67分から出場している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ed4897094151395ac51d0a9fb1ec0ffb0f07189
「チームのためにプレーした」

しかし、鎌田のパフォーマンスに好印象を受けなかった記者も存在したようだ。試合後の会見で、ある記者は同選手について「外からは非常に不調に見えたが、彼と話さなければいけないと思わないか。どうやって調子を取り戻させるか」と質問。グラスナー監督は「私はまったくそう感じなかった」と返すと、以下のように続けた。
「確かに前方でいくつかパスミスがあったかもしれない。だが非常に大事な場面で、ペナルティエリア付近でボールをクリアしたことが記憶にある。みんな彼がレヴァークーゼン戦の88分に見せたあのタックルを覚えているだろう。彼とはそれについて話している」
「今日は良いエネルギーをピッチに持ち込んでくれた。すべてが上手くいったわけではないけど、彼だって軽やかさを失うということもある。ここ2試合はスタートしなかった。でもこういう時こそ、チームのためにプレーすることが大事だ。だから今日の彼、ボディーランゲージ、献身的なプレーを含めてとても満足している。なのでパスミスはあったとはいえ、私はまったく違った印象を受けたね」
