
現地時間4月9日に開催されたプレミアリーグの第30節で、首位のアーセナルは8位のリバプールと敵地アンフィールドで対戦。28分までに2点のリードを奪いながら、42分と87分に被弾し、2-2のドローに終わった。
終盤の失点で逃げ切れなかったこの一戦で、冨安健洋の不在が「弱点になった」と指摘したのが、英国メディア『football.london』だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/387c0c260c5e7e5fe936a99e579f58e41a77bd82
右膝の手術のため、今シーズン中はピッチに立てない冨安

右膝の手術のため、今季の残り試合は欠場が決定している冨安は、怪我で開幕に間に合わなかった間に右SBの定位置をベン・ホワイトに奪われ、プレミアリーグでの先発は6試合のみに留まった。それでも、終盤に右SBか左SBに入り、クローザーとして勝利に貢献した試合は少なくなかった。
そんな日本代表DFを欠くなか、ホワイトは23分という早い時間にイエローカードを受けてしまう。同メディアは、それによって「ホワイトはルーズにボールを失った後、すぐに飛び込むことにナイーブになった」と指摘。「トミヤスが不在では交代できないという弱点が生まれた」と綴っている。
記事は「ホワイトのパスは一貫して精度を欠いており、ブカヨ・サカとの連係の破綻は、ウインガーの全体的な貢献にマイナスの影響を与えた」とも伝えている。
また、痛恨の同点弾は、守備力の高くない左SBのオレクサンドル・ジンチェンコが、敵右SBのトレント・アレクサンダー=アーノルドに股抜きをされてから上げられたクロスを、ロベルト・フィルミーノにヘッドで叩き込まれての失点だった。
