スイス・スーパーリーグ第29節、FCヴィンタートゥール対グラスホッパー・チューリッヒが現地時間22日にシュタディオン・シュッツェンヴィーゼで行われ、アウェイチームが2-1の勝利を収めた。この試合では、川辺駿が今季のリーグ戦7アシスト目をマークしている。
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川辺駿が今季のリーグ戦7アシスト目をマーク
川辺の見せ場は、試合開始早々にやってきた。
3分、川辺は敵陣ペナルティエリア右手前でパスカットすると、ゴール前に走り込んだレナト・ダダショフを囮に相手3人の逆を突いてフリーのクリスチャン・ヘルツにラストパス。同選手はワントラップして右足アウトサイドでシュートを放ち、相手GKの股を抜いて先制ゴールを決めた。
このシーンでは、川辺の鋭い戦術眼が光っていた。パスカットした場面では、敵陣右サイドのタッチライン際でボールを持った相手DFのパスコースを先読みしてポジショニングを変更。さらにカット後はすぐにパスを出さず、相手と味方の位置を完全に把握して絶妙なタイミングでヘルツへパスを送っていた。
試合開始早々に先制したグラスホッパーは、前半アディショナルタイムに追加点を奪取。86分に1点を返されたが、そのまま逃げ切って2-1の勝利を収めた。