スペインメディア『FICHAJES.NET』は5月4日、「クボにはプレミアリーグにもガールフレンドがいる」と題した記事を掲載。レアル・ソシエダで躍動する久保建英にアストン・ビラが興味を持っていると報じた。
「アストン・ビラは、来シーズンに向けてチームを強化する新しいタレントを探している。今回、ビラのレーダーはセンセーショナルな日本人ウインガーのクボに注目している。現在、このプレーヤーはレアル・ソシエダで際立っており、そのパフォーマンスとスキルにより、スペインで最も優れたサッカー選手のひとりとして位置付けられている」
https://news.yahoo.co.jp/articles/85289e8a45b7a8c5f525c4233e783c7f85620250
他クラブからの関心が絶えない久保
ただ、ビラを率いるのは、ビジャレアル時代に久保を冷遇したウナイ・エメリ監督だ。レアル・マドリーからのレンタルでプレーした2020-21シーズンの前半戦、なかなか出番を与えられなかった日本代表MFは半年間で決別し、ヘタフェへ移籍した経緯がある。
記事は、「この可能性のあるサインの主な推進者は、クボのポテンシャルを直接知っているエメリだ。両者はビジャレアル時代に共闘し、若い日本人はバスク人監督の指揮下で、そのクオリティを垣間見せた。エメリはクボのことを将来有望な選手と考えており、チーム加入すれば、ビラの攻撃の質が飛躍的に向上する可能性があると確信している」と綴っている。
そして、「クボがアストン・ビラに到着する際の主な障害は、6000万ユーロ(約84億円)に上る彼のリリース条項だ。かなりの金額であるにもかかわらず、バーミンガムのチームは、才能のある日本人選手を獲得するために財政的な努力を惜しまない」と報道。「ビラの取締役会は、クボがチームに変化をもたらし、プレミアリーグでの順位を上げることを可能にするスター選手になれると確信している」と締めくくっている。
にわかには信じがたい面もあるが、ビジャレアル時代から格段に成長しているのも事実。エメリ監督も久保の才能を認め、だからこそ獲得に踏み切ってわけで、ない話ではないだろう。