ミラン行きが暗礁に乗り上げた日本代表MF鎌田大地について、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が11日、ローマなどからの関心を伝えている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4463291ea8b583ae2ff29063d84635bc5284f43d
「再びメルカートに並んだことで、再評価が行われている」
昨シーズン限りでフランクフルトを退団した鎌田は、今夏の移籍市場においてフリーでのミラン移籍の可能性が取りざたされたが、交渉を担当していたパオロ・マルディーニ氏らの退任の影響などもあり、移籍話は中断。その後、新体制へと移行したミランは、2つしかないEU圏外選手枠の1つ目でMFルーベン・ロフタス・チークを獲得し、続いて2つ目の枠でサムエル・チュクウェゼやメフディ・タレミに攻勢を仕掛けた。
そんな中、イタリア紙はローマやナポリからの関心を伝えている。「日本人選手と言えば…。ナポリが争奪戦で追い抜かれる数週間前まで非常に気に入っていたダイチ・カマダとミランがもはや交渉をしていない」と報道。「再びメルカートに並んだことで、再評価が行われている」と綴り、セリエA王者のクラブにおいて再度、獲得が検討されていることを伝えた。
またインサイドハーフの補強を目指すローマも、バイエルン・ミュンヘンに所属するオーストリア代表MFマルセル・ザビッツァーとともに、鎌田を「お気に入り」としてリストアップ。「ザビッツァーと合意に至ることができなければ、似たような特徴を持ち、チームにクオリティを加えることができるMFの獲得を目指す」とみられ、イタリア紙は「その1人が、フランクフルトに別れを告げてから、どのチームともサインをしていないフリーの日本人選手カマダだ」と指摘した。