鎌田大地のパスから劇的PK奪取! クリスタル・パレスが土壇場に追いつきレスターとドロー決着

鎌田大地プレミア
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プレミアリーグ第4節が14日に行われ、クリスタル・パレスとレスターが対戦した。

今季プレミアリーグ開幕から未だ勝利のないチーム同士の対戦となった今節。ホームのクリスタル・パレスは、前節1-1で引き分けたチェルシー戦の先発から3人を変更。アーセナルから完全移籍で加入したFWエディ・エンケティアが先発メンバーに名を連ねた一方で、日本代表MF鎌田大地はベンチスタートとなった。

一方の昇格組レスターは、現在2連敗中。前節のスタメンからは1名変更。“10番”FWステフィー・マヴィディディが今季初先発となり、“古巣対戦”となるFWジョルダン・アイェウ、37歳元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディらも先発入りを果たした。

【スコア】
クリスタル・パレス 2-2 レスター
【得点者】
0-1 21分 ジェイミー・ヴァーディ(レスター)
0-2 46分 ステフィー・マヴィディディ(レスター)
1-2 47分 ジャン・フィリップ・マテタ(クリスタル・パレス)
2-2 90分+2 ジャン・フィリップ・マテタ(クリスタル・パレス)

https://news.yahoo.co.jp/articles/0dfbc487a739944aa2c5dd61fad67a2d98418b85

クリスタル・パレスが土壇場に追いつきレスターとドロー決着



試合は開始早々から、クリスタル・パレスがエンケティアやエベレチ・エゼが中心となりレスターゴールを脅かすシーンを多く作る展開に。

18分には、クリスタル・パレスMFエベレチ・エゼが相手DFを引き付け、中央のダニエル・ムニョスへパス。決定機になるかと思われたが、猛スピードでセンターバックのヴァウト・ファースが戻り、間一髪で失点の危機を救った。

21分、レスター得意のカウンターがさく裂。中央で奪取したウィルフレッド・ディディがすぐさまクリスタル・パレスDFの背後へスルーパスを送ると、反応した“エース”ジェイミー・ヴァーディがGKを交わし、ゴールへ流し込んだ。レスターが“ワンチャンス”をモノにし、先制に成功した。

その後も、クリスタル・パレスが攻め込み、耐えるレスターがカウンターで一瞬の隙を狙う構図が続くも両者共に得点は生まれず、前半は終了。

46分。後半開始早々にレスターが追加点。クリスタル・パレスのクリアミスをジェームズ・ジャスティンが拾い、すぐさまクロス。受け取ったディティがゴール前で落ち着いてステフィー・マヴィディディにパスを渡すと、そのままマヴィディディが強烈なシュートを放ち、自身今季初ゴールを記録した。

47分、クリスタル・パレスも反撃。キックオフの流れからのグラウンダーのクロスをマテタが絶妙なタッチでゴールに流し込んだ。すぐさまクリスタル・パレスが1点を返すことに成功。

クリスタル・パレスは64分にDFナサニエル・クラインに代えて鎌田大地を投入し、陣形を3バックから4バックに変更。攻撃に厚みが増し、レスターのゴールを脅かす回数が増えていく。

68分、クリスタル・パレスは一度ボールを奪われたものの、鎌田が素早い切り替えで取り返し、前線のムニョスへスルーパス。ムニョスのワンタッチパスに抜け出したエンケティアがシュートを放つも、わずかに外れてしまった。

後半アディショナルタイムの92分、鎌田の浮き球のスルーパスで生まれた混戦でイスマイラ・サールが倒され、クリスタル・パレスがPK獲得。このPKをキッカーのマテタが落ち着いて流し込み、クリスタル・パレスが土壇場で同点に追いついた。

そのまま試合は終了し、両者ともに開幕から勝利無しとなった。

次戦、クリスタル・パレスはカップ戦でQPRと対戦する。

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