
濃厚視されていたミラン加入が“破談”と伝えられている鎌田大地の争奪戦が、激しくなっているようだ。
ナポリ、ユベントス、ローマ、トッテナム、ニューカッスル、ドルトムントなどからの関心が伝えられるなか、スペインでは久保建英が所属するレアル・ソシエダとジョアン・フェリックスの後釜を探しているアトレティコ・マドリーが獲得を検討していると囁かれている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/017e939d98f2d232866354190e22638701d893a8
フランクフルトを退団し、現在は無所属の鎌田

そんななか、スペインメメディア『GOL DIGITAL』は7月15日、「予想外のオファーでベティスがカマダ獲得に名乗りを上げる」と報じた。
「カマダとの契約レースではソシエダが有利に見えたが、ここ数時間でベティスが作戦に加わった。この日本人選手は、マーケットの有力なフリーエージェントの一人として夏をスタートさせ、すぐに多くのチームが彼の状況に興味を示した。しかし、数週間が経つにつれて、関心は薄れていった」
記事は「まずドルトムントとミランが入札から外れたため、ソシエダがリードした。しかし、カマダと交渉しているのはベティスだ。それは、この夏に重要な選手を失う可能性があるということだ」と続けている。
「ここ数日でわかったように、ベティスの中心選手であるセルヒオ・カナレスがメキシコから魅力的なオファーを受けているため、状況はさらに興味深いものとなっている。だからこそ、ベティスはカマダを代役候補として考えている。コストゼロで獲得できるからだ。カナレスがメキシコからのオファーを受け入れる可能性があり、クラブ内では懸念が高まっている」
同メディアは「カマダ獲得を巡るソシエダとベティスの争奪戦は、移籍市場をさらに興奮させている。両クラブはそれぞれのチームを強化することを決意しており、日本人MFを巡る激しい争いが数日中に予想される。予想外な事態を除けば、このMFはスペインでプレーすることになる」と締めくくっている。
