冨安のアーセナルがやってる「縦縦」のパスライン戦術、“戦術家”守田英正が解説

守田英正

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日本代表MF守田英正が所属するスポルティングCPを率いるルベン・アモリン監督は戦術家として知られる。

そうしたなか、戦術眼に優れた守田が『PIVOT』し、様々な戦術について語った。

https://news.livedoor.com/article/detail/24621239/

トミに『そうなんでしょ?』って聞いたら、まさにそれはやってるよって

スポルティングは昨季のUEFAヨーロッパリーグでアーセナルと対戦している。

守田は共演した木崎伸也さんから、アーセナルのミケル・アルテタ監督もいい指揮官だと感じたかと聞かれるとこう話していた。

「そうですね。例えば、アーセナルで縦・縦になった時に…。
本来だったら縦・縦は難しいって言われていて、背負ってしまうので。

ライン際にボールを出しちゃうと、どうしても視野の確保としてラインがあって、内にも向けない、後ろに返すこともできないってなるんですけど。

アーセナルは結構…たぶん一般の方も知ってると思うんですけど、ちょっと半歩分ぐらい内側にボールを出してあげるんですね。

そうすると、視野の確保が(しやすい)、本来、左側にすぐラインがあったのが、ちょっと内側にくることによって、ボールを受ける時にも逆サイドまで見れるくらいの視野の確保ができる。

なので、そういうちょっとしたパスのラインとかも意図的にアーセナルはやられてるんじゃないかなと。細かいんだろうなと。

(アーセナルの冨安健洋とは戦術の話で)盛り上がりましたね。

トミに『そうなんでしょ?』って聞いたら、まさにそれはやってるよって」
縦・縦とは、同サイドの高い位置にボールをつけること(守田の話は右サイドバックから右ウィングにボールを出すケース)。

後ろ向きにボールを受けたウィングはそこでプレーの選択肢がなくなってしまうことが多いが、アーセナルはウィングが中を向いてボールを受けるようにやや内寄りにパスを出すことを徹底しているとのこと。

実際、冨安にそれを確認したところ、その通りという答えが返ってきたそう。

守田はCLトッテナム戦、ELユヴェントス戦(自分たちがボールを持てると確信していたそう)での戦術についても語っている。今後、サッカーを見るのがより楽しくなるような内容なので、気になる方はじっくりとチェックしてほしい。

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チャンピオンズリーグではグループステージ敗退に終わったものの、ヨーロッパリーグではベスト8に入ったスポルティングで、守田は加入1年目ながら主軸として活躍。欧州舞台でも輝きを放った。

コメント

  1. 名無し より:

    めっちゃ情報量多くて良かった 管理人ありがとう

  2. 名無し より:

    やはり日本代表が後ろでチンタラとボールを回すのバカらしいと思ってるんだな。
    言葉選んでるけど、重いってのは攻撃の足かせになってるという意味だからな。
    遠藤がなぁ、きちんと早い縦の配球もできるように苦手な部分を克服してくれないかなぁ。

  3. 名無し より:

    PIVOTはサッカー企画も多いけど、ちゃんと対談してくれる良いチャンネルだよ

  4. 名無し より:

    アーセナルの戦術を語るのは良いとして冨安の事を話したり、自軍の戦術を語るのは怒られるのでは?
    見てるのは日本人だけではないぞ

  5. 名無し より:

    >>4
    確か武藤がそれでめっちゃ怒られてたよな

  6. 名無し より:

    怒られたらやめたらええんや…

  7. 名無し より:

    代表で守田の縦パス減ったのは森保の指示だろうか

  8. 名無し より:

    >>4
    冨安と守田の認識は違うんじゃないか?
    守田「アーセナルではそうやってるよね?」
    冨安「(俺はサカに渡すために)アーセナルではそうやってる。」
    別に監督の指示でやってるとは限らないし、冨安からしたら縦パスの常識だから隠す必要性すら感じてないのかも。
    サッカー選手は視野の角度とターンの角度を気にするから、その負担を少なくするパス方法は一流の選手には常識なんじゃないかな。常識じゃなかったら億単位の金がポンポン動くクセにサッカーが未発達すぎて怖い。

  9. 名無し より:

    >>>8
    常識ではないな。
    アーセナルみたいに後ろから丁寧に繋ぐチームにとっては大事だから恐らく監督から徹底されてるだろうし逆に引きこもってバックラインから前線に縦ポンメインにしてるようなチームを中心でプレーしてる選手はそんな意識は特にないだろ。

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