フェイエノールトのアルネ・スロット監督は、負傷で離脱したFW上田綺世について語った。
今夏の移籍市場で、セルクル・ブルッヘからオランダ王者のフェイエノールトに加入した上田。3日の5-1で勝利したユトレヒト戦で移籍後初ゴールを挙げた同選手は、その後の日本代表でのドイツ代表戦で決勝ゴールとなるチーム2点目をマークして4-1で強豪を下す大金星に貢献していた。
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負傷離脱の上田
しかし、上田はドイツ戦で負傷しており、そのまま日本チームから離脱。フェイエノールトで行われた検査の結果、筋損傷を負っていることが判明して“数週間”の離脱が予想されている。これを受け、週末のヘーレンフェーン戦やチャンピオンズリーグ(CL)のセルティック戦を欠場することが決定的な日本代表FWについて、スロット監督は15日のプレスカンファレンスでコメント。その様子をオランダ『De Telegraaf』などが伝えている。
「アヤセがドイツ戦で先発して得点を挙げたことは本当に良かった。なぜなら彼はセルティックやアトレティコ・マドリーとの試合に向けてコンディションを上げることができていたからだ。彼が加入したとき、あまりトレーニングもプレーもできていなかった。しかし、彼がフィジカルの状態を上げていたことをこれまでの試合で目にできたはずだ」
「その後、さらに大きな失望になった。なぜなら(上田獲得のために)かなりの資金を費やした理由の1つが(CLの)最初の2試合でサンティアゴ(ヒメネス)の代わりを務めることだったからだ。彼が今週末や火曜日にプレーできないことは残念だ」