CLラツィオ戦での旗手怜央への“ラフプレー”にVAR介入なし!「露骨なパンチ」「明らかにレッドカードの対象だった」

旗手怜央

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現地10月4日にチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第2節、セルティック対ラツィオが行なわれ、アウェーのラツィオが2ー1で勝利を収めた。この一戦で物議を醸すシーンがあった。

19分、セルティックの旗手怜央とラツィオのエルセイド・ヒサイが競り合った際、ヒサイが振った右手が旗手の顔面に直撃した。ヒサイに対してドナタス・ルムシャス主審は注意を与えるだけで、カードは出さなかった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2645e706708fb95d532b5d1d3806bca65c19ec33

元主審やセルティックOBが審判団を批判

この判定が物議を醸している。英紙『The Scottish Sun』は、「ハタテが顔面を強打された。日本人MFはピッチに倒れ込んだが、レフェリーはその出来事を見逃した」として、「さらに驚いたのは、VARチームもこのプレーを見逃したことだ」と審判団を非難している。

現役時代にFWとしてゴールを量産し、元日本代表MF中村俊輔ともプレーしたセルティックOBのジョン・ハートソンは「露骨なパンチ」と表現し、VARが介入しなかったのは「衝撃的だ」とコメントした。

また、現役時代にキャプテンを、引退後は指揮官としてもセルティックを率いたニール・レノンは『TNT Sports』で、「ラツィオの選手が腕を振り回した。レッドカードにならなかったのは幸運だった」と語っている。

さらに元レフェリーのスティーブ・コンロイ氏は、「明らかにレッドカードの対象だった。残念ながら、現場チームとVARチームはこの反則を見逃した」と語り、審判団のミスだったことを指摘した。

セルティックは1ー1で迎えた試合終了間際の90分+5分に、途中出場のペドロ・ロドリゲスにゴールを許してラツィオに敗戦。0ー2で敗れたグループステージ第1節のフェイエノールト戦に続いて連敗となった。

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