
森保一監督が率いる日本代表は10月13日、国際親善試合のカナダ代表戦を4-1の勝利で終えた。スタメン出場したMF田中碧は2ゴールと躍動。所属するドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフで厳しい立場にいる日本人MFの活躍にドイツメディアが注目している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f241c8639d4059eff03b2c4c5516298ce864f5c
クラブでは不遇の田中の2ゴールにも言及

カナダ戦で田中はまず、前半2分にこぼれ球からミドルシュートでネットを揺らした。3点リードで迎えた後半4分にも、MF伊東純也からの柔らかい浮き球のパスに抜け出し豪快にゴール右上へ蹴りこむ。2ゴールを挙げる活躍を見せ、4-1の勝利に大きく貢献している。
MVP級の活躍を見せた田中だが、所属するデュッセルドルフでは厳しい時を過ごす。今シーズン公式戦9試合に出場しているものの、得点もアシストも記録できていない。ドイツ紙「EXPRESS」は「フォルトゥナの問題児が2得点、バイエルンのスターがオウンゴール」と見出しを取り、日本とカナダの試合をレポートしている。
「田中はフォルトゥナでは難しい局面を迎えているが、ジャパンのジャージを着てのプレーは順調だ」とクラブとのパフォーマンスの違いを伝え、「この得点で田中はデュッセルドルフでの仕事に弾みをつけることができるだろうか?」と、今後の復調へ期待も寄せた。
また「ドイツ戦、トルコ戦に続き、日本代表は勝利から勝利へと突き進んでいる」と4ゴール以上を挙げて勝利を続けている森保ジャパンについても言及している。
