ソシエダはCL無敗を維持…途中出場の久保建英はFKで好機演出も、ザルツブルクGKが好セーブ

久保建英CL・EL・ECL

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チャンピオンズリーグ(CL)・グループD第5節が29日に行われ、レアル・ソシエダ(スペイン)とザルツブルク(オーストリア)が対戦した。

レアル・ソシエダはホームで行われたインテル(イタリア)との開幕節を1-1のドローで終えると、以降は3連勝を記録。インテルとともに、既に決勝トーナメント進出を確定させた。今節はホームでザルツブルクと対戦。最終節に控えたインテルとの首位決戦に向けて、弾みをつけたいところだ。

レアル・ソシエダに所属している久保建英は、既に突破が確定しているという状況もあってベンチスタートに。ロビン・ル・ノルマンやミケル・メリーノといった主力も先発を外れたが、マルティン・スビメンディ、ブライス・メンデス、ミケル・オヤルサバルらはスターティングメンバーに入った。一方、ザルツブルクはルカ・スチッチやオスカル・グローフらが先発に名を連ねた。

【スコア】

レアル・ソシエダ 0-0 ザルツブルク

https://news.yahoo.co.jp/articles/2f5a2e45ec3a6354c0e7bf7795655820957a4697

久保建英は途中出場ながらも確かな存在感

試合は15分、アウェイチームのザルツブルクがカウンターからチャンスを作る。自陣でのボール奪取からネネ・ドルジュレスがボールを持ち運ぶと、ペタル・ラトコブとのパス交換でペナルティエリアまで侵入。ロングカウンターを完結させてフィニッシュまで持ち込み、飛び出してきたGKアレックス・レミロの位置を見てループシュートを狙ったが、ここは枠を外れた。

その後はレアル・ソシエダが攻撃に出るシーンが増えていく。34分には左からのクロスボールが流れると、モハメド・アリ・チョーが拾い直してマイナスへ折り返す。待っていたベニャト・トゥリエンテスが相手をかわして右足を振ったが、シュートは枠を外れた。前半はこのままスコアレスで終了している。

後半に入ると61分、レアル・ソシエダは左サイドでボールをキープしたアルセン・ザハリャンから、トゥリエンテス、スビメンディ、オヤルサバルとボールを繋ぐ。最後はペナルティエリア手前で前を向いたB・メンデスが左足でミドルシュートを狙ったが、カーブのかかったコントロールショットはGKアレクサンダー・シュラガーのビッグセーブに阻まれた。続く64分にもゴール前でセカンドボールに反応したザハリャンが強烈なボレーシュートを放つも、ここでもGKシュラガーが立ちはだかっている。

レアル・ソシエダは74分、アルバロ・オドリオソラとアリ・チョーを下げて、アマリ・トラオレと久保をピッチへ送り出す。すると85分、敵陣右サイド開いた位置でボールを受けた久保が、相手を引き付けてペナルティエリア右のスペースへ流し入れる。反応したアンデル・バネレチェアがマイナスへ折り返すと、走り込んできたスビメンディが左足で合わせたが、シュートはジャストミートせずに枠を外れた。

このままスコアレスで試合終了かと思われた後半アディショナルタイムには、レアル・ソシエダがペナルティエリア手前やや左寄りの位置でフリーキックを獲得。キッカーを務めた久保は左足で壁の上を超える見事な一撃を放ったが、またもGKシュラガーの好セーブに阻まれた。試合はこのままタイムアップを迎えている。

レアル・ソシエダはホームで白星を飾ることはできなかったものの、ホームで今季のCL無敗を継続し、最終節へ向けて首位通過の可能性を残している。一方のザルツブルクも3位を維持。ヨーロッパリーグ(EL)出場権を懸けて今季のCLラストマッチへ臨む。

最終節にあたる次節は12月12日に開催される。レアル・ソシエダは敵地でインテル(イタリア)と、ザルツブルクはホームでベンフィカ(ポルトガル)と、それぞれ対戦予定だ。

コメント

  1. 名無し より:

    いいFKだった!

  2. 名無し より:

    まぁスコアポイント稼ぐ試合だよな。ここは。

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