前人未到の4連覇を目指す今シーズンは開幕6連勝と好スタートを切ったものの、直近は4試合白星から遠ざかっている4位マンチェスター・シティ。前節は敵地でアストン・ヴィラにシュート数2vs22の完敗を喫するなど、調子を落としている。今節は連敗中の18位ルートン・タウンのホームに乗り込んでの一戦。上位3チームとの勝ち点差を縮めるためにも、リーグ戦5試合ぶりの勝利が欲しいところだ。
【スコア】
ルートン・タウン 1-2 マンチェスター・シティ
【得点者】
1-0 45+3分 イライジャ・アデバヨ(ルートン・タウン)
1-1 62分 ベルナルド・シルヴァ(マンチェスター・シティ)
1-2 65分 ジャック・グリーリッシュ(マンチェスター・シティ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/df6ad069a30922b00c3034a55c5b9cae4aaebda4
マン・Cが5試合ぶり白星
敵陣内でのプレーを続けるマンチェスター・シティは27分、ロドリの縦パスを引き出したフォーデンがボックス手前から鋭いシュートを放つも、またもやGKカミンスキが好セーブ。直後には左サイド敵陣深くでボールを受けたジャック・グリーリッシュが中央へ繋ぎ、走り込んだフリアン・アルバレスがダイレクトで狙うもシュートは枠を外れた。その後もアウェイチームは相手チームの粘り強い守備対応に苦戦し、決定的なシュートを放つことができない。
迎えた45+3分、ルートン・タウンはロス・バークリーが複数人に囲まれながらもボールをキープし右サイドへ展開。アンドロス・タウンゼントが敵陣深い位置からクロスを上げると、柔らかいボールにイライジャ・アデバヨが頭で合わせてネットを揺らした。前半はこのままルートン・タウンの1点リードで折り返す。
後半もマンチェスター・シティがボールを保持する展開が続く。59分にはセットプレーから決定機が到来。B・シルヴァのFKをボックス内右で収めたネイサン・アケがマイナスへ折り返しロドリがダイレクトで合わせたが、シュートはクロスバーを直撃し同点とはならなかった。直後の62分にはロドリがドリブルでボックス手前まで侵入。DFの対応に遭いボールがこぼれると、これに反応したB・シルヴァがゴール左下隅に流し込み、試合を振り出しに戻した。
勢いに乗ったアウェイチームは65分、ピッチ中央付近でのボール奪取からショートカウンターを発動し、右サイド深くに抜け出したアルバレスがグラウンダーのクロスを供給。ファーサイドに走り込んだグリーリッシュがダイレクトでネットを揺らし、あっという間に逆転に成功した。リードを許したルートン・タウンは68分、バークリーが見事な突破からミドルシュートを狙うも、惜しくも枠の右へ外れる。
その後も主導権を握り続けるマンチェスター・シティ。高いボール保持率を維持しつつ、ルートン・タウンに決定的なチャンスを与えずに時計の針を進めていく。終盤にはルートン・タウンがセットプレーからチャンスを迎えるも、同点ゴールを奪うまでには至らず。試合はこのまま1-2で終了し、マンチェスター・シティがリーグ戦5試合ぶりの白星を手にした。