アジアカップは15日、日本代表と同じD組の第1節を行い、イラクがインドネシアに3-1で勝利した。19日の第2節では日本がイラクと対戦し、互いに白星発進を果たしたチーム同士の首位決戦となる。
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オサマ・ラシドが追加点
前半17分、イラクが先手を取った。最終ラインからの縦パスでインドネシア守備陣のミスを誘うと、局面のデュエルに競り勝ったM・アリが混戦の中から単独突破。最後は相手GKとの1対1を冷静に制し、ゴール右隅に流し込んだ。
インドネシアも前半37分、右サイドをFWヤコブ・サユリが突破し、相手の股を抜いてドリブルでえぐり込むと、グラウンダーでのクロスがファーサイドへ。大外から詰めたFWマルセリーノ・フェルディナンがワンタッチで押し込み、同点に追いついた。
それでもイラクは前半アディショナルタイム6分、左右のサイドを使った波状攻撃から左を攻め込むと、MFアリ・ジャシムのミドルシュートがGKのファンブルを誘発。こぼれ球に詰めたMFオサマ・ラシドが押し込み、再び勝ち越しに成功した。
直前にはイラクのクロス攻撃にオフサイドがあったため、インドネシア側は猛抗議を行ったが、一度攻撃が切れていたためVARの介入対象外となったか、VARチェックの末にゴールが認定。インドネシアの韓国人指揮官シン・テヨン監督はなかなか怒りが収まらず、ハーフタイム後まで第4審に詰め寄っていた。
後半もイラクが突き放した。30分、右サイドを攻め上がったDFフセイン・アリが厳しい体勢から強引にハイクロスを送り込むと、途中出場で189cmの長身FWアイメン・フセインがハイジャンプで反応。相手に競り勝ってボールを落とし、豪快なボレーで突き刺した。そのまま試合はタイムアップ。勝利したイラクは総得点差で日本に1点及ばなかったが、グループ2位につけている。
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