前々節にトッテナムを4-2で下しリーグ戦4試合ぶりの勝利を飾ったブライトンだが、前節は決定力を欠きウェストハムとスコアレスドロー。リーグ戦全日程のおよそ半分を消化し、現在は勝ち点「31」の暫定8位につけている。今節は本拠地『アメックス・スタジアム』で3連勝中の暫定11位ウルブスと対戦。日本代表FW三笘薫を欠くなか、パスカル・グロスやダニー・ウェルベック、ジョアン・ペドロらがスタメンに名を連ねている。
【スコア】
ブライトン 0-0 ウルヴァーハンプトン
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5fb6d0db2a7313284fc02d32349bd514ea1046a
ブライトンとウルブスの一戦はスコアレスドロー
試合を優位に進めるブライトンは、中盤でのボール回しを起点にチャンスの創出を試みるも、ラストパスの精度を欠き決定的なシュートを放つことができず。42分にはビリー・ギルモアからグロスへと繋ぎ、最後はボックス手前でボールを受けたJ・ペドロが右足を振り抜いたが、シュートはGKジョゼ・サの正面へ飛んだ。我慢の時間が続くウルブスは効果的なカウンターこそ打ていなものの、集中した守備を継続。前半はスコアレスでの折り返しとなった。
後半の序盤は両チームがチャンスを作り合う。46分、ウルブスは右サイドをドリブルで持ち上がったネトの折り返しにマテウス・クーニャが合わせたが、枠を捉えたシュートはGKジェイソン・スティールが好セーブ。対するブライトンは52分、ジェイムズ・ミルナーが縦パスを差し込むと、ウェルベックの落としを受けたJ・ペドロがボックス内へ侵入したが、至近距離からのシュートはネウソン・セメドのブロックに阻まれた。
ブライトンはその後も両サイドを起点にゴール前に何度もクロスを放り込んでいくが、なかなかシュートに繋げることができず。一方のウルブスは77分、セメドのスルーパスに抜け出したネトがボックス内右から中央へ折り返したが味方に渡らず。81分にはマリオ・レミナがボックス内へ侵入し右足を振り抜くもGKスティールのセーブに阻まれた。
最終盤にかけてはブライトンが猛攻を仕掛けるも、ウルブスの人数をかけた守備を崩し切ることができず。試合は0-0で終了し、ブライトンは2戦連続のスコアレスドローという結果に終わった。対するウルブスは4連勝こそ逃したものの、プレミアリーグ4戦無敗となっている。