PK戦のキッカーは指名制へ…森保監督、カタールW杯で「挙手制にした反省ある」「選手に責任を負わせてしまう」

A代表

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31日のアジア杯決勝トーナメント1回戦・バーレーン戦を翌日に控えた30日、日本代表の森保一監督が公式会見に出席し、PK戦になった場合のキッカーの選定方法に言及した。

カタールW杯の決勝トーナメント1回戦・クロアチア戦は1-1のまま120分間で決着が付かず、PK戦の末、1-3で敗れた。PK戦ではMF南野拓実、MF三笘薫、DF吉田麻也の3人が止められ、選手が挙手してキッカーを決める立候補制も大きな議論を呼んだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8e7961ba481eae82564ff60015e76465eca5ca3b

「結果で選手に責任を負わせてしまうので、私が決めるということは選択肢として、優先順位を高く持っておきたい」

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森保監督は会見で「PK戦にならないように、それまでに決着を付けられるように、よりオープンプレーにこだわるところはこれまでどおりやっていきたい」と前置きしたうえで、「PK戦になった場合に挙手制か、監督からのオーダー、スタッフからのオーダーで決めるかということだが、そこは選手に責任を負わせてはいけないという部分で(カタールW杯で)挙手制にした反省はある」と述べた。

「選手の勇気を称えるということについては、もう一度ここで話しておきたい。カタールW杯で選手が手を挙げてPKを蹴ってくれたことは、その勇気が成長につながると今でも思っている」とも強調した森保監督。自身が指揮した東京五輪の準々決勝・ニュージーランド戦も選手の立候補制を取り、そのときはPK4-2で勝っていたが、「結果で選手に責任を負わせてしまうので、私が決めるということは選択肢として、優先順位を高く持っておきたい」と、今大会は指名制を前提に考えていることを明かした。

「ただ、試合の中で空気感もあるので、そこで違った選択をすることはあり得ると思う」。そう付け加えた指揮官は、W杯などでPK戦直前にGKを交代するケースが他国であったことを聞かれ、「私自身はその選択が当たったこともあれば、そうでなかったこともあるのではないかと思う。PKのトレーニングは積んでいるので、最後の試合終了間際に考えたいと思う」と述べるにとどめた。

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バーレーン戦は今夜20時30分キックオフ予定。

コメント

  1. 名無し より:

    選手にとって良い監督じゃん

  2. 名無し より:

    PK戦のキッカーは監督が強制的に決めた方がいい
    日本人の気質や心理的なものを考えるとそっちの方が合ってる
    本田みたいなプレッシャー好きは日本人ではマレでですから

  3. 名無し より:

    試合前に決めておくことじゃないの
    空気感とか言ってるくらいなら挙手制のがいいわ

  4. 名無し より:

    メンタルの準備がいるよな

  5. 名無し より:

    W杯の時の批判の論点は挙手制そのものよりも、挙手制といことをPK戦が決まってから選手に伝えたことだった。この会見で選手も空気次第で挙手制もあるんだなと分かってれば準備のしようもあるだろうしいいんでない?ふわっとした方針でも。

  6. 名無し より:

    どう考えても試合前に決めておいた方がいいぞ。PK戦になってはじめて『お前1番目いけるか』とか言われたくない。
    まぁ試合終了時に出てるメンバーわからん、ってのはわかるけど。
    『PK戦大好物です。ぜひバーレーンには延長戦になったらPK戦を狙ってほしい。』
    ぐらい言っておかんとつけ込まれるぞ。

  7. 名無し より:

    本格的にPKの練習いるなこれ

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