ソシエダ、マジョルカとのコパ準決勝1stレグを0-0で終える…久保建英はチーム最大の決定機演出も味方FWがモノにできず | footcalcio

ソシエダ、マジョルカとのコパ準決勝1stレグを0-0で終える…久保建英はチーム最大の決定機演出も味方FWがモノにできず

久保建英カップ戦

1

レアル・ソシエダは6日にコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝ファーストレグ、敵地ソン・モッシュでのマジョルカ戦に臨み、スコアレスドローで試合を終えた。MF久保建英は先発フル出場を果たしている。

優勝を果たした2019-20シーズン以来となるコパ決勝進出を目指すソシエダ。イマノル監督は前試合ジローナ戦(0-0)で痛めたオヤルサバルを結局欠くことになり、その一戦でベンチスタートとしたバレネチェアとミケル・メリーノを予想通り先発で起用。さらにはアジアカップ敗退で日本代表から復帰した久保建英、アフリカネーションズカップ敗退でマリ代表から復帰したトラオレもスタメンに含めている。

ソシエダの先発メンバーは、GKレミーロ、DFトラオレ、スベルディア、ル・ノルマン、ハビ・ガラン、MFブライス、スビメンディ、メリーノ、FW久保、サディク、バレネチェア。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cf00f6bce980dccc60f622ec8c8621e10a006f48

ソシエダはマジョルカとの敵地初戦でドロー

2

試合は予想通り4-3-3のソシエダがボールを保持して、5-3-2のマジョルカが堅守速攻でゴールを狙う展開。準々決勝でジローナを破ったマジョルカの堅守はコンパクトかつ激しく、ソシエダはアタッキングサードから崩す術を見つけることができない。久保はというと、この試合も相手の徹底マークの餌食に。左ウィングバックのジャウメ・コスタ、左センターバックのコペテによる二重の守備に苦しみ、存在感を発揮できなかった。

ソシエダの攻撃を封じたアギーレ監督のマジョルカは、ダイレクトな展開でより相手ゴールに近づく。29分いはダニ・ロドリゲスのクロスから、今季驚異の得点力を発揮しているアブドンがシュートを放ったものの、これはわずかに枠を外れた。試合はスコアレスのまま終了する。

迎えた後半は、マジョルカも前に出てゴールを狙ってきたために、ソシエダが速攻を仕掛けられるように。久保は右サイドに限らず中央、左サイドにも流れてプレーし、チームの攻撃に貢献していった。

ソシエダは58分、久保のスルーパスからブライスがミドルシュートを放ったが、これはGKグレイフのセーブに阻まれる(こぼれ球をサディクが叩きサイドネットを揺らしたが、いずれにしろオフサイド)。そして71分には、久保を起点としてこの試合最大の決定機を迎えた。

久保が左サイドを凄まじいスピードで突破し、ゴールライン際からグラウンダーのクロス。ボールはGKグレイフの前を通り過ぎ、フリーとなっていたサディクの足元に届いたものの、ソシエダFWは枠に押し込むだけのシュートをクロスバーの上に飛ばしてしまった(クロスが足元に入り過ぎてはいたが……)。ミドルなどのゴラッソは決めて簡単なゴールを外すサディクの不器用さが改めて表れた場面だった。

イマノル監督は78分にサディクとの交代でアンドレ・シウバを投入。終盤、ソシエダはホームでゴールを決めておきたいマジョルカと一進一退の攻防を繰り広げ、結局0-0のまま試合終了のホイッスルを迎えた。

なおソシエダ本拠地レアレ・アレナを舞台としたセカンドレグは、27日に行われる。

コメント

  1. 名無し より:

    サディクが出てると見る気なくす…

  2. 名無し より:

    サディクにラゴが乗り移ったね
    ゴールエリア内からのナイスクリアだった

タイトルとURLをコピーしました