モナコとPSGの一戦は互いにチャンスを生かせず痛み分け…南野は再三にわたって決定機を演出

南野拓実

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リーグ・アン第24節が1日に行われ、モナコとパリ・サンジェルマン(PSG)が対戦した。

ここまで23試合を消化したリーグ・アンで12勝5分6敗を記録し、勝ち点「41」の3位につけているモナコ。今節も先発に起用された日本代表FW南野拓実は、25日に行われた前節RCランス戦で値千金の決勝点をマークしており、2月のクラブ月間MVPに選出されるなど好調を維持している。公式戦19試合無敗と圧倒的な強さを見せつけるフランスの“絶対王者”に対し、チームを勝利に導くことができるだろうか。

【スコア】

モナコ 0-0 PSG

https://news.yahoo.co.jp/articles/b57a99c0b75879a323bd8e358816d0433418afb6

PSG戦に先発した南野拓実

試合は、5分にモナコが決定機を作り出す。中盤でマグネス・アクリウシェがボールを奪って素早く前線に繋ぐと、右サイドでパスを受けたウィサム・ベン・イェデルがダイレクトでDFラインの背後にボールを流す。抜け出したフォラリン・バログンが右足で強烈なシュートを放ったものの、GKジャンルイジ・ドンナルンマに防がれてしまった。

16分には南野が魅せる。モナコが左サイドでコーナーキックを獲得すると、ショートパスでのリスタートを選択。アクリウシェがボックス手前で待ち受ける南野にパスを送り、トラップから右足でゴールを狙う。丁寧に放ったシュートは枠の右上を捉えたが、GKドンナルンマが右手一本でビッグセーブ。守護神の好セーブによって南野の得点とはならなかった。

勢いに乗るモナコは、25分にハーフライン左でボールを受けたカッソム・ワタラが、前線に大きなロングパスを供給。バログンが体を張って収めると、相手とのコンタクトでこぼれたセカンドボールをベン・イェデルが拾い、冷静にGKをかわしてゴールに流し込む。しかし、オフサイドの判定が下され得点は取り消された。

さらに、前半アディショナルタイムにも、左サイドで南野からパスを受けたワタラがシザースから鋭く縦に突破し、グランダーのクロスを供給。マイナスの位置でフリーとなっていたアクリウシェがダイレクトでシュートを放つが、またもGKドンナルンマに弾かれた。

なんとか先制点を奪いたいモナコは、58分に左サイドでコーナーキックを獲得。ショートコーナーからボックス手前の南野に繋ぐと、滞空時間の長いボールをファーサイドに蹴り入れる。フリーとなっていたベン・イェデルが放った強烈なダイレクトボレーはクロスバーに直撃。オフサイドではあったものの、南野がモナコの決定機創出に貢献した。

大きなチャンスを作れないPSGだったが、以降は再三に渡りモナコのゴールを脅かす。67分に中盤でボールを拾ったヴィティーニャが、ブラッドリー・バルコラとのワンツーで左サイドを突破。相手陣内深くまで運び、ペナルティエリア内に駆け上がってきたバルコラにリターンを送る。そのまま左足でシュートを放つが、モナコのGKラドスワフ・マイェツキに顔面でブロックされた。

75分には、途中投入されたウスマン・デンベレがドリブルで中央を駆け上がり、DF3枚を振り切ってバイタルエリアに侵入。ボックス左角のバルコラに繋ぐと、背後からオーバーラップしてきたヴィティーニャへとパスを送り、右足でコントロールショットを放つ。しかし、GKマイェツキが再びビッグセーブを披露。PSGが大きなチャンスを逃してしまった。

その後も、攻勢を強めたPSGだったが、最後まで得点は生まれず試合は終了。0-0のスコアレスドローで勝ち点「1」ずつを分け合う結果となった。

次節、モナコは10日にホームでストラスブールと対戦。PSGはチャンピオンズリーグ(CL)を挟んで同じく10日にホームでスタッド・ランスと対戦する。

コメント

  1. 名無し より:

    CL圏フィニッシュに期待が持てる状況が続くな
    エムバペがリーグアンから去る来季はモナコが優勝してもおかしくないから、夏にきちんと補強して欲しいな

  2. 名無し より:

    待って今回左SHなの?
    ネット民も某分析の人も南野左は悪手と言ってるのにヒュッターが「そんなことないぞ」と煽ってくるの草

  3. 名無し より:

    南野左が機能しないのは日本代表のシステムが単調で頭悪いから。
    日本代表は中央FWとボランチに推進力がなく両WGがワイドに開いて推進するのが生命線
    つうかこれしかない
    戦術三苫や戦術伊東しかなく、この2人が出ない・疲れてる・不調だとなすすべもなく攻撃が成り立たない
    両WGがワイドに開かずWGに任せるパターンもあるがそれは守備に追われない相手前提(だから強くない相手にはめっぽう強い、まぁそれで勘違いする)
    ちゃんとしたストライカーやシステムが変われば機能するもんも機能しなくなるし
    機能しないもんも機能する

  4. 名無し より:

    >>2
    私見だけど、真ん中と右で作って左がシャドー気味に中に入るという形なら南野左はありだと思う。
    アジアカップでは南野が中に久保を右にスライドさせて右でオーバーロードを作って伊東純也を飛び出させて中でワントップ2シャドーで仕留める形を作ろうとしたんだろうけど、伊東純也がオフザボールで縦に飛び出さず右が機能不全。
    二の矢として菅原にゲームメイクさせるも精度を欠いたロングボールばかりで話にならなかった。
    第3の手として久保と南野がポジションチェンジしてピッチを広く使うプランもあったが流石にそこまで作り込んではなかったね。

  5. 名無し より:

    南野は4人並べれば左右どちらも出来るんだな
    恐らく3人だとエリア広すぎて中に入ってきちゃうんだと思う
    4人なら中に入るフォローとか考えなくて済むからやりやすいのかな

  6. 名無し より:

    >>2
    根本的なシステムが違うから、南野左ってだけであれこれ言うのはアホの証
    自分はアホですーってアナウンスしたいんじゃなく煽りたいなら、最低限のことは勉強したほうがいいよ

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