今大会グループCに組み込まれたレアル・マドリードは、グループ内最大のライバルと目されていたナポリ(イタリア)相手にも、きっちりと2勝を記録し、6戦全勝と安定感のある戦いを披露した。一方、ライプツィヒはグループGの戦いにおいて、マンチェスター・シティ(イングランド)相手には2敗を喫したものの、成績は4勝2敗で2位に入り、2シーズン連続のグループステージ突破を決めた。
2月13日に行われたファーストレグは、48分にブラヒム・ディアスが巧みな個人技から見せた突破で決勝ゴールを奪い、レアル・マドリードが敵地で1-0と先勝。大きなアドバンテージを得てホームへ戻ってきていた。
【スコア】
レアル・マドリード 1-1(2戦合計:2-1) ライプツィヒ
【得点者】
1-0 65分 ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)
1-1 68分 ヴィリ・オルバン(ライプツィヒ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c34f5985781765cf8374845fc13fe00b7cf1978c
“エース”としての責務を果たしたヴィニシウス
🆑試合結果🆑
“勝負強さ”を見せたレアル・マドリード、ライプツィヒを破り4年連続のCL8強入りhttps://t.co/CuscrDZ9CN🗣️編集部より
「ホームでライプツィヒにいくつかのチャンスを造られながらも、ヴィニシウスが先制弾を決めたレアル・マドリード。2戦合計2-1で勝ち上がりを決めました」 pic.twitter.com/Qq4RZtH60d— サッカーキング (@SoccerKingJP) March 6, 2024
前半をスコアレスで折り返すと、後半に入ってもライプツィヒが前に出る時間を作ったものの、後半の早い時間帯にレアル・マドリードが底力を発揮する。65分、自陣でトニ・クロースがインターセプトしたところから一気にカウンターへ。ボールを引き取ったジュード・ベリンガムが持ち運び、スルーパスを送ると、斜めの動きで中央のスペースへ裏抜けしたヴィニシウス・ジュニオールが右足を振り抜く。見事な動きでゴールネットを揺らし、ホームチームが勝利を大きく手繰り寄せた。
ファーストレグと同様に悪くない試合を見せながらもライプツィヒは先手を取られることとなったが、直後の68分には1点を返す。敵陣左サイドへ流れたセカンドボールを回収したダヴィド・ラウムが左足でアーリークロスを送ると、ゴール前で待っていたヴィリ・オルバンがヘディングシュートを沈めた。
その後は1点を追いかけるライプツィヒが猛攻に出る。後半アディショナルタイムにはゴール前で浮き球を収めたダニ・オルモがループシュートを狙ったが、ここはクロスバーに嫌わられた。
試合はこのままタイムアップ。ファーストレグも含めた180分間を通して、ライプツィヒが試合の流れを引き寄せる時間も長かったものの、レアル・マドリードが持ち前の“勝負強さ”で勝利を呼び込む。大会の盟主が4シーズン連続の準々決勝へ駒を進めた。