「冨安健洋は努力が大好き」古巣ボローニャSDが驚いた逸話とは?「アーセナル移籍は必然」

冨安健洋

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ボローニャのマルコ・ディ・バイオSD(スポーツディレクター)が、アーセナルDF冨安健洋について語っている。

アビスパ福岡でトップチームデビューを飾った後、2018年にシント=トロイデンへ移籍して海外挑戦をスタートさせた冨安。その後2019年にボローニャへと加入し、右サイドバックや左センターバックなど複数ポジションを任されながら公式戦64試合に出場すると、2021年夏の移籍市場閉幕直前にアーセナルへと完全移籍を果たした。

アーセナルでは長期離脱に悩まされる時期もあったが、チーム状況に合わせて左右両サイドバックを中心に73試合に出場。2シーズン連続でプレミアリーグ優勝争いを繰り広げるチームの重要な存在となり、20日には1年の延長オプション付きの2026年までとされる新契約を結んでいる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fc102d6f09de7d47e6bc7151b0bbcd4ae5458b92

ボローニャ時代の冨安健洋

冨安加入当時はボローニャのチーフスカウトを務め、現在はSDとして活躍するディ・バイオ氏は『The Athletic』のインタビューに回答。当時の印象などを語っている。

「自分の仕事に本当に集中しており、最高レベルに到達するための方法を明確にしている若手選手だった。努力することが大好きで、個人プログラムを作り早朝に1人で練習場に来ていたよ。それからチームトレーニングに参加し、メインセッションの後はさらに残って、両足でのロングボールの受け方やプレー方法を研究していたんだ」

「我々は彼に投資したんだ。1~2年後、トップクラブへ売却することはわかっていた。アーセナルの関心を聞いた時、売却は必然だったね。彼らはその前のシーズン、何度もトミのスカウトに来ていた。記録を作っていたから我々から新しい情報を伝える必要もなかったよ」

また、シント=トロイデン時代の冨安の試合を見に向かった時を回想。「私が見に行ったシャルルロワ戦で、トミが3回ポジションを変えたのを覚えている。3バックから4バックへと移行したんだが、彼は両足で全く同じようにプレーしたんだ。今やヨーロッパトップクラスであるヴィクター・オシムヘン(ナポリ)と対戦し、非常に厳しいゲームだったが、トミのプレーは素晴らしかった。ミスもあったけど、戦術や試合へのアイデアに対して全く自信を失わなかったのは心強かったね」とも振り返っている。

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現在25歳の冨安は2021年夏にアーセナルへ完全移籍で加入し、初年度から公式戦22試合に出場。在籍2年目は出番を減らしたが、今シーズンは左右のSBとしてここまで公式戦通算20試合に出場し、1ゴール3アシストをマークしている。

コメント

  1. 名無し より:

    まじで怪我さえなければまだまだ良くなるのになぁ

  2. 名無し より:

    ディバイオ懐かしい

  3. 名無し より:

    それがアダに…

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