英『The Athletic』が最も実力が互角でバランスが取れていると主張するよう、トッテナム、フランクフルト、スポルティングCP、マルセイユのグループDはどこが決勝トーナメントに進むか分からない。アントニオ・コンテが率いるスパーズが頭一つ抜けていると思えるが、フランクフルトは昨季のEL王者であり、スポルティングCPは昨季CL決勝ラウンドへ進んでいる。マルセイユは昨季パリ・サンジェルマンに続くリーグ・アン2位の強豪とどのチームも昨季は好成績を残している。
ゲッツェはPSVからやってきた元ドイツ代表MFだが、フランクフルトでは思うような活躍を見せられていない。鎌田大地がボランチに降りてゲッツェがシャドーに入っているが、現時点でのパフォーマンスであればより中盤の強度を厚くし、ゲッツェではなく鎌田をシャドーで起用するほうが攻撃力は上がる。ゲッツェのチームへのフィットは時間がかかっており、グループステージ第1節が始まる9月7日、もしくは8日に間に合わせることがカギになる。
守田英正のスポルティングCPは中盤の強度をどこまで上げられるかがポイントだ。ジョアン・パリーニャ、マテウス・ヌネスと昨季決勝トーナメント行きを支えた2人のボランチがプレミアリーグに羽ばたいており、今季は守田と若いマヌエル・ウガルテがその穴を埋めようと努力しているが、直近のポルト戦では0-3の大敗を喫してしまった。パフォーマンスが悪かったわけではないが、物足りない場面もあり、チームへの適応は急務だ。
古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、井手口陽介のセルティックはレアル・マドリード、ライプツィヒ、シャフタール・ドネツクと同組のグループFとなった。レアルの1強であり、次に来るライプツィヒは今季不調スタートということもあって2強とはならない。そのためセルティックにも十分にチャンスはあるだろう。古橋、前田と前線にはスピードスターがおり、ジョタというテクニシャンもいる。昨季スコットランドリーグのレンジャーズがELファイナルに進出したようにセルティックとレンジャーズのスコットランド2強は高いレベルを維持しており、ライプツィヒの不調を考えれば可能性はある。
コメント
D組は中々拮抗した好いステージだね。トッテナムが一番手強いかなと。鎌田自身が自分で勝ち取ったステージだ。200%の力で頑張れよ。期待している。
厳しいな
セルティックは守備が欧州レベルじゃないのがな