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スマホを片手に夢中で録画する者、手を胸に当てて感無量になっている者、握りこぶしを突き上げて雄叫びを上げる者……。クラブの総力を挙げてつかみ取った夢舞台だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c58566f8fba1338b6665a699081607dc1bf5c54
トッテナム戦でハイパフォーマンスを披露した長谷部
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ぐっと胸にくるものもあったのだろうか。でも試合が始まると平常心の長谷部がそこにいた。
「いざプレーしてみると、サッカーの試合なので、そんなに変わらないです。昨シーズンもヨーロッパリーグでいろんな国のチームと対戦しているので、思ったよりは普通な感じでやってます」
その言葉通りこの試合でもきわめて冷静に、極めて明確なプレーでチームを統率。プレーの無駄のなさが半端ない。試合前にはテレビ解説を務めていた元ドイツ代表のレジェンド、マティアス・ザマーが「ハセベは普通ではない。38歳でいまだにトップパフォーマンスというのは信じがたい。チームにものすごい影響を与えている」と絶賛していた。
両チーム決定打を欠いたままスコアレスドロー。勝てるチャンスもあったが、負ける可能性もあっただけに納得のいく勝点1だろう。
「自分たちは攻撃に出たときにかなりミスが多かったし、とくにボールを取ってからのミスが非常に多くて、いい形まで行けなくて。お互い2、3本チャンスがあって、お互い決めきれなくての0-0。受け入れられる引き分けかなと思います」
長谷部の指摘通り、この試合ではゲームメイクからチャンスメイクの局面でミスが目立った。本来であればボールを素早く正確にコントロールし、ゴール方向へスピードアップできるはずの選手たちがパスミス、トラップミスを繰り返す。
オリバー・グラスナー監督はトットナムのインテンシティ高いプレーがもたらすプレッシャーについて取り上げていた。
「トットナムの非常にインテンシティの高いプレーにうちのオフェンス陣も驚いたことだろう。ボールを持ってもすぐに2選手が寄せてくる。本当に時間がない中でのプレーを余儀なくされる。これは攻撃陣への批判ではない。この試合がどんな状況だったかの事実だ。我々はここに順応していかなければならない」
ボランチでスタメン出場していたキャプテンのセバスティアン・ローデも試合のレベルの高さについて言及する。
「最高レベルのサッカーだと本当に素早いプレー判断とプレーへの移行が欠かせない。トットナムは強豪クラブで、ブンデスリーガだとバイエルンやドルトムントといったレベル。小さなミスを見逃さない。うちの守備陣はそんなトットナムのオフェンス陣相手に素晴らしい守備を見せてくれた。全体的にいい試合だった」
それこそCL初戦のスポルティング戦では最初の失点からガラッと崩れて一気に3失点してしまった苦い思い出がある。2戦目のマルセイユでのアウェー戦を勝利し、この日が3戦目ということで選手もだいぶ順応してきたのは間違いない。
長谷部もそのあたりの成長を認めながら、ただもっとできるという願いも口にする。
「失点をしないというのはここ数試合後ろが安定してきているというのもある。こういう相手になった時に得点チャンスをなかなかクリエイトできなかった。そこの部分、もう少し作れていけたらいいなというのはある。後ろの人間としては集中を切らさず、最初の失点せずに、これからもやっていきたいなと思います」
ブンデスリーガでは単独でボールを収め、攻撃の起点を作り出せていたフランス代表FWランダル・コロ・ミュアニがすぐにつぶされる。デンマーク代表MFイェスパー・リンストロームと日本代表MF鎌田大地の2シャドーは時折切れ味鋭い動きでチャンスを作りかけるが、ほんの少しボールコントロールが乱れたり、体勢を崩したりすると、トットナムはすぐ陣形を整え直してしまう。
それでも、鎌田は幅広い動きでボールを引き出し、攻撃をけん引し、ペナルティエリア付近から勇猛果敢にシュートを狙い、守備でも精力的に戦い、激しいぶつかり合いに挑んだ。
そうした奮闘のおかげで惜しい形はいくつかあったが、自分たちで完全に崩してのチャンスとなると50分にスイス代表MFジブリル・ソウの浮き球スルーパスにドイツU-21代表アンスガー・クナウフが好タイミングで走り込んで放った右足ボレーくらいだったかもしれない。
だが、それはまだまだ伸びしろがあるということだ。試合を重ねるごとにスピードやインテンシティへの順応を高めているフランクフルト。まだグループステージは3試合ある。ローデもポジティブな気持ちを忘れてはいない。
「成熟してきているし、順応できていると思うよ。選手はみんな勇気をもってプレーしたら、1対1でもやれるというのに気づいているはずだ。来週にはマリオ(ゲッツェ)も戻ってくるだろう。オプションが増える。僕らは自分たちのチャンスを信じている。アウェーでも勇気をもってオフェンシブにもプレーしたい」
引き分けで終わったスタジアムを包み込んだのは大きくて温かい拍手。ファンは選手の健闘をしっかりとみている。果たしてクラブ一丸となってのヨーロッパの旅はどこまで続いていくのだろうか。
コメント
ザマーって滅多にこうやって絶賛することがないらしいね。契約延長はいつも遅いけど今季は早めにくるやもしれんね。長谷部本人がコーチ業優先なら致し方ないけどさ。
>>1
CLかELの出場権を得たら
長谷部以上の選手を補強出来ないから留意されるでしょ
CLの為にって言われたら断る選手もいなさそう
実況「日本人選手がケイン・ソン・リシャルリソンを抑えました」
みんな「え?誰だろう?冨安かな?板倉かな?」
長谷部「こんにちは。アイントラハト・フランクフルト軍の長谷部です」
>>1
長谷部とフランクフルトは昨年に5年契約、2027年までの契約を交わしたはず。23-24シーズンにはコーチとしての契約に移行するけど、長谷部の意志で現役続行できる条項になってる
>>4
その契約、結ばれた当時は結構「いよいよフロント入りかよ!」って話題になったと思うんだけど案外知らない人多いよな
もう1年やらんか?
もう年齢だけでいろいろな記録を更新できるからな
記録塗り替えていけば、なにか事あるごとに最年長記録として名前が出される
もう1年やって欲しいよ
勘違いしてるのはレスしてるほうだろ。選手の契約は1年ごとで長期のそれはコーチの勉強ややアジア方面での活動も含めた感じの契約だろ。
高校時代プロになれない 家族にも諦めろ
顧問に、え?長谷部ですか?って言われてたのに
何が起きるかわからないものだ
長谷部はコーチの時間もこれからたっぷりあるだろうから、楽しみだな。日本代表の監督もいいけど、できればブンデスで監督やって欲しい。
>>8
フワッとしすぎw
コーチn業はもうアカデミーでの指導やってるって知らんのか
アカデミーでの指導は資格取るための臨時の指導で、いわゆる「コーチ」と言える常勤じゃないはずだぞ
>>8じゃない俺も詳しくは知らんが
>>11
だから、コーチの勉強って書いただろ。その指導はあくまで自チームでたまに勉強の一貫でやってるだけでまだ数えるほどしかやってない。そんなのをコーチ業だなんていわねーよ。