20日(日本時間21日)に開幕したW杯カタール大会の「特別評論家」として、14年ブラジル、18年ロシアから3大会連続で独自視点の「岡田武史論」を展開。10月の「クレージージョブ」編に次ぐ今回は、今日23日に森保ジャパンが初戦を迎えるドイツ戦を展望する。大会期間中は随時、日本戦の解説や世界の潮流を掘り下げる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a222388c931d5a3949008a18bb0575d57abd5f34
ドイツかスペイン、どちらかを破らないといけないし、そうなった時には8強の資格がある
10月に出陣前、最後の食事をした。「話の内容は…差し障りあることばかり(笑い)。まあ、なぜあの選手だったんですか、とか、あの時に何があったんですか、とか。とにかく森保は世界の中で誰よりも日本の情報を持っていて、世界で一番、どうしたら日本が勝てるかを考えている。信頼して応援するだけだよ」
自身も過去に悩み抜いたメンバー選考では、主軸を担ってきたFWが外れた。「大迫は選ぶかな、とは思ったけどね」。一方で、森保監督が「経験は大切ですが『W杯で成功したい』という未経験者の野心」にエネルギーを求めたことには理解を示す。「一歩間違えれば裏目に出る可能性もあるけれど、一種のギャンブル。森保の気持ちはよく分かる。安定よりチャレンジを選択したんだろう」と。
17日の最終強化試合カナダ戦は映像で見た。自身は12年前、初戦カメルーン戦の4日前にジンバブエとの練習試合を設定し、1トップ本田と4-5-1陣形への変更に踏み切っていた。
「森保はチーム全体より個々を確かめていた。(復帰選手の)状態やポジション、MFの左右を逆にしてみたり鎌田をボランチで試したり、バリエーションを増やしたい印象を受けた。鎌田はボランチでも十分やれるけど、おそらくトップ下。ファーストディフェンダーとしてプレッシャーをかけられる速い選手が前にいて、鎌田がすぐ下に付く形がいいんじゃないか。カナダ戦も、後半はプレスが遅くなったので。あとはセットプレー。GKが思い切って出るのか、任せるのか守備の約束事は確認してほしい。攻撃はキッカーがいない分、リスタートで陽動作戦も必要になってくる」
あとは「選手を信じる」ことに集約されるという。板倉や浅野は実戦復帰を果たした一方、遠藤や三笘はぶっつけ本番、守田はドイツ戦が絶望的となった。ここは迷いなく持論を説く。
「できるメンバーで戦うしかない。状態が戻り切っていない選手は、中途半端に使うべきではない。そのために26人いるんだから。サブ組のモチベーションも下がってしまうし、信頼して次の手を打つべきだよ」
そう挑んでほしいドイツは、優勝4回、欧州予選でも10試合36得点と無双だったが「下降ぎみ」と見る。9月にはハンガリーに0-1でフリック監督に初めて土がついた。「若手は伸び切っておらず、ベテランは峠を越えている。チームには『旬』があって、その過渡期の印象。チャンスは十分ある」と予感している。
これまでも指摘してきたように、各国の準備期間は1週間超しかなく「決勝トーナメントにピークを持ってくるドイツ、スペインが蓄積してきたノウハウは通用しない」。ドイツは4年前、初戦でメキシコ、第3戦で韓国に敗れ、大会2連覇どころか初のグループ敗退という屈辱にまみれた。同じ轍(てつ)は踏めないが「それでも最初の3日間は選手を休ませないといけないし、初戦から仕上げたくても思い通りにいかないことが起こり得る。どこか不安を残して入ってくるはず」。勝機は小さくない。
いざ、日本初のベスト8へ。「前も話したけれど、自分たちがPK戦の末に8強へ届かなかった時、パラグアイの監督に大喜びで抱きつかれたんだ」。1930年の初出場から80年、出場8度目、過去3度のベスト16止まり。南米の強豪でも高い壁に阻まれてきた。
「我々も出場7度目で16強が3回。ここで1回、許してもらえる経験は積んできた。ドイツかスペイン、どちらかを破らないといけないし、そうなった時には8強の資格がある。ぜひチャレンジしてもらいたい」
コメント
そんなの監督として当たり前なんだけどな
アジアカップ五輪とマネジメント管理下手過ぎたから心配過ぎるわ
その当たり前のことができないのが森保なんだよな
今からでも遅くないから早くあの猿解任しろよ
柴崎入れたらお前ら怒るくせに
>>3
マジでコレ。復帰選手を起用して再発したらそれはそれで叩くし、どっちみち必ず叩くのよ。やり口が野党と一緒
なんで浅野入れた
昨日のサウジ戦見て思ったが、やっぱ闘える原口は選んで欲しかったな~。
浅野だけは勘弁して欲しい
森保ガー
おまえらごめんなさいしたか?
当然全員土下座したよね?