
ベッカム氏はイングランド代表の歴史に大きく名を残す人物。1996年に21歳で代表デビューを果たすと、所属していたマンチェスター・ユナイテッドでの活躍もあり、着々とトップ選手への道のりを歩んでいく。その後も圧巻のプレーで世界中から注目され、伝説的な存在へと上り詰めた。
クラブレベルではスペインやイタリアを渡り歩き、引退後は、選手時代にプレーしたアメリカでクラブのオーナーを務めるなど、実業家として活動している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/73de397010b0d3ca0c43c0c3c990fbe3a2ff0fbf
ベッカム氏の訪問で、少年に戻るイングランド代表の選手たち
The #ThreeLions welcomed David Beckham to their training base during the @FIFAWorldCup group stage, with Gareth Southgate presenting our former captain with his legacy shirt 🏴 pic.twitter.com/ISpzOjC8mc
— England (@England) December 6, 2022
代表のユニフォームを着てともに戦った元チームメイトは、ベッカム氏を優しく出迎え、現在のチームと取り巻く環境について説明。笑顔で会話をした後に2人はハグを交わした。
その後グラウンドに出ると、ベッカム氏は現代表の選手と交流。ハリー・ケインたちと会話した後、自身が長らく背負った背番号7を受け継いでいるジャック・グリーリッシュと話し込んだ。
ベッカム氏もうれしそうだが、選手たちはそれ以上に嬉しそう。そしてベッカム氏とグリーリッシュが話し込む間、サウスゲートの隣に立ち続けていたブカヨ・サカはこのようにお願いした。
「お邪魔して、すみません。一緒に写真を撮らせていただけますか?」
もちろんベッカム氏は笑顔で、サカの肩に優しく腕をまわしてお願いに応じる。
またトレント・アレクサンダー=アーノルドは、ベッカム氏の現役時代の話を真剣な表情で聞いていた。サー・アレックス・ファーガソンからの指導について話すベッカム氏を、少年のようなまなざしで見つめ、「どんなことであれ、とにかくやり続けるんだ」という言葉には、何度もうなずいた。
It was great to see you, Becks! 👊 pic.twitter.com/34jWLtBC3B
— England (@England) December 6, 2022