
ヴィッセル神戸は12月27日、ボージャン・クルキッチが契約満了で退団することを発表した。バルセロナのユースで育った元スペイン代表の去就は、欧州でも報じられている。
2021年夏に神戸に加入したボージャンだが、度重なるケガの影響で、思うようにピッチに立つことができなかった。神戸では公式戦出場26試合。ゴールは1得点に終わった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/18a08814790c5c3f9cb46236a7fe9970680cf725
「彼に賭けるのは典型的なギャンブル」

イタリアのメディア『fanpage』は同日、「より正しく言うなら苦難の経験は終わりを迎えた。アジアにいた間、ボージャンはピッチよりも医務室で過ごしていたのだ。問題が始まったのは、2021年10月の太ももの問題から。以降、彼が継続性を見つけることはできなかった」と報じている。
「アジアでの彼の経験は良い始まりではなく、さらにひどくなって終わった。2年で出場26試合の1得点。プレー時間はわずか899分と10試合に満たない。筋肉や関節の不都合で離脱を余儀なくされた」
さらに、同メディアは「32歳になったボージャンのキャリアが終わりに向かっていくのか、まだ大事なサッカーの舞台で何かを出せるのかは分からない」と続けた。
「引退はないようだ。フリーになれば、より可能性が増す。彼に賭けるのは典型的なギャンブルだ。才能は議論の余地がない。新たなメッシという期待を満たすことはなかったにせよ、ボージャンがいずれにしてもあらゆるトップリーグでの素晴らしい経験を持つ選手であることは変わらない」
