
テレビ東京系列で1月14日に放送された『EXITのベルギー行ったらモテるやつ』に、シント=トロイデン所属の日本代表GKシュミット・ダニエルが出演。カタール・ワールドカップ(W杯)を振り返った。
シュミットは26人のメンバー入りは果たしたが、W杯でピッチに立てなかった。日本の全4試合でゴールマウスを守ったのは、アジア予選を通じても主力として奮闘した権田修一だった。
試合に出られずとも、世界の大舞台のプレッシャーは体感できた。一方で「ワールドカップの本大会でピッチに立つなら、アジアの予選を自分の力で勝ち抜くということは、より本大会で良いパフォーマンスができるのかな」と感じたという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/83b159209788843dec3645a04d46fa7f42a9c4ec
カタールW杯を振り返ったシュミット

「もちろん、僕もワールドカップのピッチに立ちたかったですけど、ゴンちゃん(権田)がここまで守ってきて、連れてきたわけだから、出場する権利があるのが普通なんじゃないかな」
自らの実力不足も痛感。試合後の取材エリアを通る時には、ある感情が湧き出た。
「誰からも何も聞かれないで、バスに乗っていくんですよ。自分って、何もしなかったんだな、今日、みたいな気持ちにちょっとなるんですよね。その時が、悔しさが込み上げてくる瞬間でしたね、一番」
ただ、次につながる収穫もあった。カタール大会には自身と権田、そして大ベテランの川島永嗣がGKで選ばれた。
「一番凄いと思うのは、2人(権田と川島)とも、練習の時に高いラインを設定して、自分にとって難しいことを課しながら、練習に取り組んでいる気がするんですよね。そこのラインには、まだ僕は行けてないのは、今回ワールドカップの期間を通して感じた」
