41歳イブラヒモヴィッチが280日ぶりの復帰!「かなり苦しかった。自分が元気でなければチームを助けられない」

セリエA

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ミランのズラタン・イブラヒモヴィッチが、日本時間27日に行われたセリエA第24節ミラン対アタランタで280日ぶりにピッチへ復帰した。

昨シーズン終了後にひざの手術を受け、長らくピッチから遠ざかっていた41歳のズラタン・イブラヒモヴィッチ。だが長いリハビリ期間を経て、今月11日のトリノ戦でようやくベンチ入りを果たすと、27日のアタランタ戦(ミランが2-0で勝利)の74分、オリヴィエ・ジルーに代わってサンシーロのピッチに立ち、ミランがスクデット獲得を決めた昨年5月22日のサッスオーロ戦以来となる280日ぶりの復帰を果たした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2cb258e131dc78c9ccb33dfc0e14c7d2d85a4cbb

苦しかった半年を経てミランの歴史刻む

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アタランタ戦において「41歳146日」で臨んだイブラヒモヴィッチはこの日、アレッサンドロ・コスタクルタ氏のミランのセリエA歴代最年長出場記録「41歳25日」を更新。首位に躍り出た。自身の節目となる復帰戦を、チームのリーグ戦3連勝で飾ったスウェーデン人スーパースターは、試合終了後に『DAZN(ダゾーン)』のインタビューに応じて心境を語った。

「このスタジアムが恋しかった。この観客たちが、俺に現役続行のモチベーションと意欲を与えてくれる。ファンがいなければ難しいところだが、俺はこの1年2カ月の間、感じたことがないほどに調子が良い。今夜は俺の大好きなカルチョを自由にプレーできる感覚がした」

「だが2022年後半の半年間はかなり苦しかった。何とかしてチームを助けたいのに、ピッチに立てず、それができない。自分が元気でなければ、チームをサポートすることができないということを感じたよ」

「手術を半年早く受ければ良かったのかもしれないが、昨シーズンは、ミランがスクデットを獲得する年だと予感していた。そこで監督には『チームをそばでサポートしたいので手術は受けない』と話をしたんだ。最終的に優勝することはできたが、過去に俺が獲得したトロフィーと比較しても、今回ほど苦しんだことはなかった」

「(代理人のミーノ)ライオラの死もあり、フィジカル面だけでなく、メンタル面においても苦しい時期だった。だが周囲の人たちに支えられて続けることができた。俺の調子は良いし、他の誰よりも強いと思っている」

そんな41歳FWは、スーパーサブとしての役割にとどまることなく、どん欲な姿勢を見せている。『ダゾーン・イタリア』の中継番組に出演したミランOBジャンパオロ・パッツィーニ氏も「フィジカルもメンタルも怪物だ。獣だよ」と驚きを隠せない。

「今回は練習に3回参加して15~20分ほど出場したが、俺ならもっとプレーできると感じている。トレーニングをこなすごとに良くなっていくはずだ。今日はほぼ1年2カ月ぶりにボールを触ったが、それほどの時間が経過したようにすら感じなかった」

「目標がなければ、リラックスしてしまうし、過去の選手と思われてしまう。俺は現在の選手でありたいし、同僚たちの競争相手でなければならない。さもなければ、俺がここにいるべきではない。試合のラスト5分だけプレーすれば良いと考えているのであれば、そこで終わりだ。自宅にいた方がいい。俺はすべての試合でプレーしたい」

次節、ミランは4日にアウェイでフィオレンティーナと、アタランタは同日にアウェイでウディネーゼと対戦する。

コメント

  1. 名無し より:

    イブラ!!!

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