ポグバが今季初出場!…ユーヴェが撃ち合いの”トリノ・ダービー”制しリーグ戦4連勝

セリエA

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セリエA第24節が2月28日に行われ、ユヴェントスとトリノが対戦した。

直近の公式戦6試合で5勝1分と本来の調子を取り戻しつつある7位ユヴェントス。リーグ戦4連勝を目指す今節は「1」ポイント差で9位に付けるトリノを本拠地に迎えた。ユヴェントスはアドリアン・ラビオやアンヘル・ディ・マリア、ドゥシャン・ヴラホヴィッチら主力が順当にスタメン入り。また、ひざの負傷で長期離脱を強いられていたポール・ポグバがベンチに戻っている。

【スコア】
ユヴェントス 4-2 トリノ
【得点者】
0-1 2分 ヤン・カラモウ(トリノ)
1-1 16分 フアン・クアドラード(ユヴェントス)
1-2 43分 アントニオ・サナブリア(トリノ)
2-2 45+1分 ダニーロ(ユヴェントス)
3-2 71分 グレイソン・ブレーメル(ユヴェントス)
4-2 81分 アドリアン・ラビオ(ユヴェントス)

https://news.yahoo.co.jp/articles/75c670ab5446eeef4d9794c28295533840edbe2e

”トリノ・ダービー”でポグバが今季初出場

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互いの意地とプライドがぶつかり合う”トリノ・ダービー”は、試合開始から2分足らずでスコアが動く。右CKを獲得したトリノは、左足インスイングのクロスにボックス中央でアレッサンドロ・ブオンジョルノが頭で合わせると、ボールはゴール前でフリーのヤン・カラモウの元へ。カラモウが右足で難なく蹴り込みアウェイチームが先手を取った。

しかし、ユヴェントスもすぐさま反撃。16分、敵陣ボックス左角付近でディ・マリアのパスを引き出したフィリップ・コスティッチが、ドリブルでボックス内に侵入し左足でゴール前に浮き玉を送る。ヴラホヴィッチと相手DFが競り合ってこぼれたボールを、ファーサイドに走り込んだフアン・クアドラードが右足で豪快に蹴り込みネットを揺らした。ユヴェントスが早い時間で試合を振り出しに戻す。

一進一退の攻防が続く中で迎えた43分、トリノは敵陣左サイドでボールを引き出したイヴァン・イリッチのグラウンダーのクロスに、ゴール前に走り込んだアントニオ・サナブリアが右足アウトサイドで合わせ勝ち越しに成功。しかし直後の前半アディショナルタイム、ディ・マリアの左CKにダニーロが頭で合わせ、ユヴェントスがすぐさま同点に追いついた。両チームが2点ずつを取り合い、前半は終了した。

後半も両チームが攻め合う展開に。49分にはユヴェントスに決定機。最前線でロングボールを受けたヴラホヴィッチがワンタッチで左サイドのスペースに展開。抜け出したニコロ・ファジョーリがボックス内に折り返し、走り込んだヴラホヴィッチがダイレクトで合わせたが、左足で放たれたシュートはクロスバーを直撃。対するトリノは67分、ボックス右角付近でボールを受けたカロル・リネティが左足を振り抜いたが、このシュートもクロスバーに阻まれた。

流れを変えたいユヴェントスは68分から69分にかけて3枚替えを敢行。マッティア・デ・シリオとフェデリコ・キエーザに加え、今シーズン公式戦初出場となるポグバが投入された。すると直後の71分、ユヴェントスが勝ち越しゴールを奪う。右ショートコーナーでボールを受けたキエーザのクロスに、ボックス中央でグレイソン・ブレーメルが打点の高いヘディングで合わせ、ゴール左隅に突き刺した。

逆転に成功したユヴェントスは81分、ボックス手前左からのコスティッチのFKに、ファーサイドに走り込んだラビオが合わせゴールに流し込んだ。決定的な4点目を奪ったユヴェントスはその後守備を固めてトリノの反撃をしっかりとシャットアウト。試合はこのまま4-2で終了し、ダービーを制したユヴェントスがリーグ戦4連勝を飾った。

次節、ユヴェントスは5日にアウェイでローマと、トリノは6日にホームでボローニャと対戦する。
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