https://news.yahoo.co.jp/articles/2e06c50941ce234b6606652c49b6158cce29a85d
組み立て面ではプラスも守備面では懸念材料あり
しかし前半33分、コロンビアがサイドを崩して最後はFWジョン・ハデル・ドゥランが同点弾。さらに後半16分、相手FWラファエル・サントス・ボレに強烈なオーバーヘッド弾を浴びて日本は逆転された。
コロンビア戦では、ウルグアイ戦でトップ下起用だった鎌田を1列下げたボランチで使ったが、MF守田英正とのコンビはどのように映ったのか。元日本代表DF栗原氏は「コロンビアのほうがコンディションは良かったように見えた」と前置きしたうえで、感想を語る。
「コロンビア戦のような展開になると、鎌田はバランスをあまり気にせずに前に行ってしまったりするので、コンビを組ませるなら(守田よりも)遠藤航がいい気がします。うしろから組み立てるところで言うと、ビルドアップのところで多少苦しくても受けて前を向いてくれるのは頼もしい。でも、守備の強度はどうしても落ちてしまうので、そこをどう捉えるか。サイドからのマイナス気味のセンタリングに対して、そこまで戻って来れるのは本職のボランチでないとなかなか難しい」
森保ジャパンのボランチは遠藤、守田、MF田中碧(デュッセルドルフ)とカタール・ワールドカップ(W杯)に出場した鉄板メンバーがいる。トップ下はMF久保建英(レアル・ソシエダ)やMF西村拓真(横浜F・マリノス)らを中心にポジション争いが繰り広げられそうな気配。そのなかで鎌田はどこで使うべきなのか。
「ウルグアイ戦はほぼ印象がなかったので、今の状況だけで言うと鎌田はボランチのほうが生きる可能性は高い気がします。ただ、オプションとしてあると言っても、強豪国相手に使えないとオプションと呼べるのかは微妙なところです」