
バルセロナは前節のジローナ戦をスコアレスドローで終えており、ラ・リーガでの連勝は「4」でストップした。それでも、前節終了時点で2位レアル・マドリードとの勝ち点差は「13」。2018-19シーズン以来4シーズンぶりの優勝へ向けてひた走っている。2試合ぶりの白星を目指す今節は敵地でヘタフェと対戦。前節のジローナ戦から2名を変更し、ジョルディ・アルバとフランク・ケシエがスタメンに復帰した。一方のヘタフェは今季のラ・リーガで13ゴールを記録しているエネス・ウナルを筆頭にボルハ・マジョラルやルイス・ミジャらが先発に名を連ねた。
【スコア】
ヘタフェ 0-0 バルセロナ
https://news.yahoo.co.jp/articles/868e0b5746932973033cfbf847d7a49cabd3be38
バルサは前節ジローナ戦に続くスコアレスドローに

直後のプレーではバルセロナがデザインされたゴールキックから反撃へ。GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが低弾道のボールを中央へ蹴り込むと、ロベルト・レヴァンドフスキが相手のセンターバックを引き連れてスルー。背後のスペースへハフィーニャが走り込み、左足で狙い澄ましたシュートを放つも、右ポストに当たってしまう。こぼれ球を狙っていたアレハンドロ・バルデの一撃はGKダビド・ソリアに弾かれた末、またも右ポストに嫌われた。
前半アディショナルタイムには右サイド高い位置でスローインのボールを受けたセルヒオ・ブスケツが右足でクロスボールを送ると、ペナルティエリア内で競り勝ったレヴァンドフスキがヘディングシュート。ここもGKソリアが立ちはだかってゴールを許さず。前半はこのままスコアレスで終了した。
後半に入るとバルセロナが徐々にシュート本数を増やしていく。53分にはブスケツからの浮き球パスに反応したJ・アルバが頭で折り返し、最後はケシエがダイレクトでボレーシュート。ここはGKソリアが弾き出す。56分にはJ・アルバのクロスボールからレヴァンドフスキがヘディングシュートを放ったものの、シュートはわずかに枠を外れた。75分にはフリーキックのこぼれ球を拾ったハフィーニャがカットインから左足を振り抜くも、ここでもGKソリアのファインセーブでゴールとはならない。
対するヘタフェは87分、自陣右サイドでボールを持ったアンヘル・アルゴビアが上手く相手と入れ替わって前がかりになっていたバルセロナにカウンターを浴びせる。長い距離を持ち運んでの折り返しはロナルド・アラウホに読まれたものの、処理し損ねたボールを狙っていたB・マジョラルがフリーで右足を振り抜くも、シュートはわずかにゴール左へと外れた。
試合はこのままタイムアップ。バルセロナは前節ジローナ戦に続いてのスコアレスドロー。得点力不足が露呈される結果となったものの、GKテア・シュテーゲンを中心とした守備陣の安定感も目立っている。この結果、2位レアル・マドリードとの勝ち点差は「11」に縮まった。一方のヘタフェは残留に向けて貴重な勝ち点「1」を積み上げた。