現地時間4月21日に開催されたプレミアリーグの第32節で、首位のアーセナルは最下位のサウサンプトンと対戦。3-3のドローに終わり、2試合消化が少ない2位マンチェスター・シティとの差は5ポイントとなった。
GKアーロン・ラムスデイルのミスで開始27秒に先制を許したアーセナルは、14分に元ガナーズのテオ・ウォルコットのシュートで被弾。20分にガブリエル・マルチネッリのボレー弾で1点を返したものの、66分にセットプレーから失点し、突き放される。
絶体絶命の状況から、土壇場で88分にマーティン・ウーデゴーがミドルシュートを叩き込むと、90分にブカヨ・サカが決めて同点に追い付く。だが、8分あったアディショナルタイムでの猛攻は実らず、あと1点が奪えなかった。
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「最終的には勝つべき試合だった」
試合後、アーセナルのミケル・アルテタ監督は落胆を隠せなかった。英公共放送『BBC』によれば、「もちろん結果には満足していない。我々にとって再び非常に困難なものになった。だが、ミスはサッカーの一部だ。(劣勢からの)反応の仕方については、これまで以上に選手たちを好きになった」と話し、こう続けている。
「信じられない。我々は途中で失点を許してしまったが、最終的には勝つべき試合だった。十分なチャンスと機会を作ったが、それは起こらず、失望している」
スペイン人指揮官は「このリーグで3失点はできない。3失点すれば、試合に勝つのはとても難しい」と守備の問題を指摘している。
「我々は落ち込んでいるが、彼らは誰よりも勝とうとしている。ドレッシングルームでもその精神とファイトが見られる。だが、我々が守備を改善しなければならないのは明らかだ」