アーセナル、ヴィラに“シーズンダブル”許し首位陥落…前半の猛攻実らず、失速した後半に2失点 | footcalcio

アーセナル、ヴィラに“シーズンダブル”許し首位陥落…前半の猛攻実らず、失速した後半に2失点

冨安健洋プレミア

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プレミアリーグ第33節が14日に行われ、アーセナルとアストン・ヴィラが対戦した。

20年ぶりのリーグ制覇に向けて、三つ巴の熾烈な優勝争いを展開中のアーセナル。2024年に入ってからのリーグ戦では11戦無敗と好調を維持しており、前節終了時点では首位に立っている。今節ホームに迎えるのは4位アストン・ヴィラ。昨年12月の前回対戦では0-1の完封負けを喫しており、約4カ月ぶりの再戦でリベンジを目指す。今節は優勝を争うマンチェスター・シティが勝利を飾った一方、リヴァプールはクリスタル・パレス相手に痛恨の黒星。アーセナルとしては是が非でも勝ち点「3」を獲得し、首位の座をキープしたいところだ。

【スコア】

アーセナル 0ー2 アストン・ヴィラ

【得点者】

0-1 84分 レオン・ベイリー(アストン・ヴィラ)

0-2 87分 オリー・ワトキンス(アストン・ヴィラ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/71574fc745715b7c570002ac915720e91f9fd752

アーセナルが痛恨黒星

序盤からボール保持率を高めるアーセナルは11分、左サイドでボールを収めたレアンドロ・トロサールが斜めのパスを送り、左のニアゾーンに走り込んだカイ・ハフェルツが左足を振り抜く。シュートは枠を捉えたが、古巣対戦のGKエミリアーノ・マルティネスに阻まれた。18分には流れるようなパス交換で相手陣内に侵入すると、ブカヨ・サカが右から上げたクロスにガブリエウ・ジェズスが頭で合わせたが、このシュートは枠の左へ外れる。

その後も司令塔のマルティン・ウーデゴーアを起点に多くのチャンスを作るアーセナル。20分にサカ、24分にジェズスがボックス内へ抜け出しフィニッシュまで持ち込むが、ネットを揺らすことはできない。一方で、アーセナルの鋭い攻守の切り替えに苦戦していたアストン・ヴィラは39分に決定機。敵陣ボックス前でパスミスを拾ったオリー・ワトキンスが右足を振り抜いたが、シュートは惜しくも左ポストを叩いた。

攻勢を強めるアーセナルは40分過ぎにかけて立て続けに決定機を作るも、ジェズスの折り返しに合わせたトロサールのシュートはGKマルティネスがスーパーセーブ。サカがカットインから放った一撃は枠の左へ外れる。前半はこのままスコアレスで終了した。

後半の序盤はアストン・ヴィラがボールを握る時間を増やし、何度か相手ゴールに迫るシーンを作る。62分にはユーリ・ティーレマンスが敵陣左サイド深くでオレクサンドル・ジンチェンコからボールを奪い、そのまま右足を振り抜くも、シュートはクロスバーと右ポストを叩いた。流れを変えたいアーセナルは67分に2枚替えを敢行。冨安健洋が右サイドバック(SB)、ガブリエウ・マルティネッリが左ウイング(WG)へ入った。

猛攻を仕掛けた前半と打って変わり、なかなかセカンドボールを拾えず、効果的な攻撃を打ち出すことができないアーセナル。79分にはエミール・スミス・ロウとジョルジーニョをピッチへ送り込むも、流れを変えることができない。すると84分、左から上がったクロスがファーサイドへ流れると、途中出場のレオン・ベイリーが右足で流し込み、アストン・ヴィラが先制に成功した。

87分には自陣からのロングボールに抜け出したワトキンスが、GKダビド・ラヤを嘲笑うかのようなループシュートを沈め、アウェイチームが貴重な追加点を奪う。その後もアーセナルは決定的なチャンスを作ることができず、試合は0-2で終了した。この結果、アーセナルは2位へ後退し、マンチェスター・シティが首位へ浮上している。

次節、アーセナルは20日にアウェイでウルヴァーハンプトン(ウルブス)と、アストン・ヴィラは翌21日にホームでボーンマスと対戦する。

コメント

  1. 名無し より:

    シティさんおめでとうございます。

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